過去ログ - 明るい魔まマ 魔法少女まどか☆マギカ 〜私の大切な人〜
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32:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:58:49.47 ID:8GUEOo26o
  第4話 「……あなたは何者なの?」

  ――まどかが魔法少女になってから、あっという間に数日が過ぎた。

  狂った結界の中で、まるで巨大な大砲のような姿をした魔女が、ぐるぐると上下左右に回転しながら、滅茶苦茶に紅く燃え盛る炎の玉を発射する。
以下略



33:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:01:06.74 ID:8GUEOo26o
 「いやいや、それ言ったら俺なんかもっとまだまだだよ。せっかくまどかちゃんが作ってくれた剣なのに、いまだに全然使いこなせてないし」
 「そうね。あの剣は本当にすごい威力があるものね。社君がもっと強くなれば、あれを使って一人で魔女を倒せるかもね」
 「手厳しいなあ、巴さんは」
 「そうかしら? これでもあなたの事は認めてるつもりよ」
 「そう?」
以下略



34:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:02:35.59 ID:8GUEOo26o
 「何て事を言うんだ。こんなにかわいいまどかちゃんを弄ぶなんて、お兄さんそんなひどい事出来ないよ」
  芳文はまどかの頭を良い子良い子と撫でながら、さやかにそう言い返す。
  まどかは赤面して俯いてしまう。
 「だったらあたしならいいって言うの!?」
 「うん」
以下略



35:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:04:02.61 ID:8GUEOo26o
  マミに抱きしめられて、マミの豊かな胸で窒息しかけているまどか。その様子を見て満足そうにうんうん、と頷いている芳文を見てさやかは心底呆れ果てる。
 「ん? どうしたんだい?」
  呆れているさやかに気付いた芳文がはさやかに声をかける。
 「べ、別に……」
 「そうか!! まどかちゃんばっかり可愛がられるのにやきもち焼いてたんだね!!」
以下略



36:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:05:17.19 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「今日のお昼の事なんだけど、社君が友達と一緒に、いきなり教室でお好み焼きを作り始めたのには驚いたわ」
 「ええー? 先輩、教室でお好み焼きって……」

以下略



37:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:06:59.34 ID:8GUEOo26o
 「君は本当に変わっているね。何のメリットもないだろうに」
  まどかの肩の上に乗っているキュゥべえが、いつものポーカーフェイスで芳文に言う。
 「見返りなんていらねえよ、淫獣。俺が好きでやってるんだから」
 「本当に変な人間だね。君には願いとかないのかい?」
 「なんだよいきなり。おまえさん俺の願い叶えてくれんの?」
以下略



38:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:09:08.56 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……あれ?」
  帰り道の途中、とあるホテルの前でまどかが足を止める。
 「鹿目さん、どうしたの?」
以下略



39:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:11:03.31 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……うーむ。こりゃまた寂しい所だなぁ」
  翌日の午後。新しい水着を買ってきたまどか達と合流し、ホテルの中に入ると開口一番芳文はそう言った。
 「お客さん、全然いませんね……」
以下略



40:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:14:25.36 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……遅いなあ、三人とも」
 「……そうだね」
  一応更衣室の中を調べてから、さっさと着替えを済ませた芳文はキュゥべえと共に、プールサイドで三人がやってくるのを待つ。
以下略



41:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 02:16:15.84 ID:8GUEOo26o
 「爽やかな笑顔で堂々とセクハラすんな!!」
  ドゴォッ!!
 「ぐはあっ!!」
  さやかのひじ打ちが芳文の脇腹にめり込む。
 「社君、いやらしい事を言う男子は嫌われるわよ」
以下略



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