540:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/31(木) 22:51:23.71 ID:iJ0un1Qz0
――蓮花の町郊外、風車建築場
ザワザワ ザワザワ…
男「案外来たな。この町は暇人ばかりなのか?」
541:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/31(木) 23:03:38.05 ID:iJ0un1Qz0
麦主「成る程。それでこの風車とやらの必要性を証明しようと言うことですか」
男「ええ」
麦主「しかし大丈夫ですかな?」
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2013/10/31(木) 23:18:08.46 ID:tjMK79Evo
きたか
543:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/31(木) 23:22:30.91 ID:iJ0un1Qz0
ザワザワ ザワザワ…
麦娘「さぁ、巨人!」
「……」
544:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/31(木) 23:38:31.14 ID:iJ0un1Qz0
麦娘「……あ」
男「いや、何か、良いよ。誰が言っても」
盗賊「全く……」
545:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/31(木) 23:53:44.85 ID:iJ0un1Qz0
麦主「これはこれは白羽教会の、来ておられたのですね」
修験者B「領主様、あれはどういうことですか」
麦主「魔物のことですかな?」
546:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/01(金) 00:05:36.70 ID:Yn2ljcTm0
ザワザワ ガヤガヤ
男「麦を臼に入れてきました。これから風車を動かそうと思いますが」
男「動かすためには風車の羽を風に向けなければなりません!」
547:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/01(金) 00:19:39.02 ID:Yn2ljcTm0
麦主「動かないのでは駄目ですな。住む場所も作っていないようですし、ただの構造物になってしまいましたな」
男「……」
麦主「落ち込みなさるな。学者様でも人間。失敗はあるものです」
548:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/01(金) 00:36:47.40 ID:Yn2ljcTm0
修験者B「そ、そんな馬鹿な話がありますか!」
男「そうですか? 風車を簡単に動かせるのは巨人しかいないんですよ」
修験者B「で、ですが……!」
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2013/11/01(金) 00:52:37.80 ID:Yn2ljcTm0
「よーし、もう一袋いくぞー!」
「次、回してくれ、巨人よ−!」
「どんだけ回すんだい。粉ばかりじゃ保存できないじゃないの!」
ガヤガヤ ガヤガヤ
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