過去ログ - 梓「いま、会いにいきます」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:58:56.77 ID:NzZfbvjxo
 ――自宅

 今私達姉妹はあずにゃんを連れて私の家へ戻ってきている。

唯「本当に何も覚えてないの?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:59:50.21 ID:NzZfbvjxo

 私は部屋の隅の壁に立てかけてある2つのギターを指さす。
 1つはいつも私が使ってるギー太……といっても最近ワケあって触ってないんだけどね。
 もう1つの赤いギター、それはあずにゃんの形見のギターであるむったんだ。
 
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:00:45.03 ID:NzZfbvjxo
唯「うっ……そ、それは」

梓「どうしました?」

唯「……まあいっか、どうせ言わなきゃいけないんだし。えっとね、私とあずに……梓ちゃんはその――」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:02:18.23 ID:NzZfbvjxo
 私は憂に促されて隣の部屋に連れてこられ憂の手によってドアがしっかりと閉められる。
 きっとあずにゃんに聞かれたくない話なんだろう、憂が何を言いたいのかは私にも大体わかる。
 
憂「お姉ちゃん、これからの事なんだけどね。梓ちゃんの事、他の人達にはどう報告するの?」

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:04:10.99 ID:NzZfbvjxo
梓(壁にいっぱい写真が飾ってあるけど……どれも私が写ってる。やっぱり私はあの人達の知り合いなんだ)

梓「あ……鏡台の上に指輪……さっき唯さんが付けてたのと同じ物だ」

梓「ちょっと付けてみようかな」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:04:50.42 ID:NzZfbvjxo
梓「にゃあっ!い、いきなり何なんですかっ!」

唯「あっ、ごめんねーついつい可愛くって抱きついちゃったっ!」

憂「お姉ちゃん梓ちゃんとスキンシップするの好きだったからね」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:06:00.54 ID:NzZfbvjxo
梓「さっき、私何であんな森の中の神社なんかにいたんですか?傘も持たないで1人で」

梓「それにどうして記憶まで無くしてるんですか?」

唯憂(ギクッ!!)
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:07:34.35 ID:NzZfbvjxo
梓「それじゃあ私、記憶がなくなる前はここに住んでたんですよね?」

唯「そだよー」

憂「うんうん、この家でお姉ちゃんと梓ちゃんは2人で住んでたんだよ?」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:09:23.89 ID:NzZfbvjxo
唯「おやすみ憂」

――

 寝室のベッドの上ではあずにゃんが気持ちよさそうな寝息を立てて熟睡している。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:11:10.88 ID:NzZfbvjxo
 翌日

憂「お姉ちゃん、朝ごはんできたよ」

唯「うーん、おはよーういー……って、何か背中がヒンヤリするよぉ」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:12:25.28 ID:NzZfbvjxo
唯「梓ちゃんの手料理久しぶりだねぇー」

憂「そうだよねー」

梓「久しぶり……?」
以下略



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