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2011/07/03(日) 21:25:20.41 ID:NzZfbvjxo
私はあずにゃんを席に座らせた、そう、お互いあの頃と同じ席へ……
席に座ってからも辺りを不思議そうにキョロキョロ見ていたあずにゃんだけど、しばらくしたら私に向き直って話しかけてきた。
梓「ねえ唯先輩」
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2011/07/03(日) 21:27:18.02 ID:NzZfbvjxo
※注『』は回想用昔キャラの台詞
〜〜〜〜 9年前の4月 桜ヶ丘高校
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2011/07/03(日) 21:28:54.65 ID:NzZfbvjxo
唯「梓ちゃんはとっても真面目でいつもお茶飲んだりお菓子ばっかり食べてばかりで練習しない私やりっちゃんによく怒ってたんだよ」
唯「初めて怒った時なんかはいきなりキレてティーセットを撤去するべきです!とか言ってたっけな」
梓「私ってそんなに堅い人間だったんですか?」
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2011/07/03(日) 21:29:33.66 ID:NzZfbvjxo
唯「なになにー?」
梓「その「あずにゃん」て何ですか?思い返すと裏山で最初出会った時もそう言ってましたよね」
唯「猫耳が似合っててとっても可愛いからあずにゃんなんだよ!」
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2011/07/03(日) 21:32:17.91 ID:NzZfbvjxo
唯「はじめてあずにゃんとの関係に大きな動きができたのはその年の夏休みの時だったかな」
唯「この日、私達軽音部は合宿にきてたんだ。その夜中、私がこっそり1人でスタジオで練習してたらあずにゃんが来たんだ」
〜〜〜〜
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2011/07/03(日) 21:33:11.49 ID:NzZfbvjxo
唯「あれは私が3年の時の夏休みだったかな。私達軽音部5人で、夏フェスに行く機会があったんだけどね。その夜だったかな、私が会場から少し離れたキャンプ場の丘で1人で音楽を聴いてたらあずにゃんがやってきてね……」
〜〜〜〜
梓『せーんぱい』
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2011/07/03(日) 21:34:04.71 ID:NzZfbvjxo
梓「それで、もうチャンスは無かったんですか?この後も」
唯「うん、この後も色々あったけど、あくまで私達は仲のいい先輩と後輩って関係のまま。でもその間も私の横には付き添うようにずっとあずにゃんがいてくれたんだ」
唯「だけどそれ以上の大きな進展はなくって、結局卒業式を迎えちゃったんだ」
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2011/07/03(日) 21:35:51.70 ID:NzZfbvjxo
この時、正直何を書いたらいいのか全く考え付かなかったんだ。
まさか、「好きです!」なんて書くわけにもいかないし……ね。
唯『むっむー……どうしよっかなぁ……』
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2011/07/03(日) 21:37:06.92 ID:NzZfbvjxo
澪『今生の別れじゃないんだし、また会えるよきっと。私も大学出たらまたこの街に戻ってくるつもりだし』
律『梓、新学期からの軽音部任せたからな!しっかり頼むぜ新部長!』
梓『はいです!いっぱい新入部員いれて、今よりずーっとすごい軽音部にしてみせます!先輩方も大学生頑張ってくださいね』
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2011/07/03(日) 21:37:54.74 ID:daMBWr+Po
うんうん、よきかなよきかな
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2011/07/03(日) 21:38:25.04 ID:NzZfbvjxo
〜〜〜〜
憂『お姉ちゃん、梓ちゃんに電話するだけなのに何でそんなに緊張してるの?』
唯『あ……いやー、別に何もないよー』
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