過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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671: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/22(火) 22:00:58.68 ID:pokQSIJs0

「なー看守さん、俺は今クラシックが聞きたいんだ」

「うるさい、黙れ!!」

以下略



672: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/22(火) 22:07:55.25 ID:pokQSIJs0
阿修羅「…俺には出来なかった、あの優しい人たちといることが」

「…優しい?お前、あの生温い兵士達を、そこの看守さんを優しい、と」

阿修羅「そうじゃないか、結局俺達は人間のクズだ」
以下略



673: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/23(水) 14:29:25.26 ID:tub4D+1J0
阿修羅「!!」

「…中々派手にやったみたいだな、街の方に向かってるんじゃねぇのか、うちのヤツら」

少しだけ顔をしかめながら、男がぽつりとつぶやく
以下略



674: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 16:49:05.74 ID:Ee9ZYm790

さだのり「おい、なんだよ今のは!!」

広場に寝ていた兵士達は、爆音に一斉に目を覚ます

以下略



675: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 16:53:57.52 ID:Ee9ZYm790

邪火流「…!!な、なんだありゃ…」

建物の外に出た途端、空高く黒煙が上がっているのが目に飛び込んできた

以下略



676: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:43:50.53 ID:Ee9ZYm790

邪火流「…ひでぇな、こりゃ」

道の端には、炭に変わった建物の欠片が転がっている

以下略



677: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:48:46.79 ID:Ee9ZYm790
さだのり「…みんな、周りには気を配ってろよ」

舞子「…えぇ」

さだのり「邪火流、お前の部下は何人くらいここに使える?」
以下略



678: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:53:44.98 ID:Ee9ZYm790
夏美「…なんでこんなこと、するのかな」

燃える街の中を進む、軍の車両

その中で夏美がぽつりとつぶやいた
以下略



679: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:57:47.97 ID:Ee9ZYm790
さだのり「被害の大きい方に進めば進むほど、爆心地に近づけるのは常識でもあるだろ」

瑠璃「じゃ、じゃあお兄さんは…!!」

さだのり「さぁな、生きてるか死んでるかのどっちかだ」
以下略



680: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 18:03:06.47 ID:Ee9ZYm790
さだのり「…それよりも、問題は囲まれた時だな」

舞子「囲まれた時?」

さだのり「逃げる場所が無くなる、敵を殺さずにとなるとなおさら難しいな」
以下略



681: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 20:37:00.51 ID:Ee9ZYm790
さだのり「どうしてだと?こいつは餓鬼の鬼ごっこじゃねぇ!!捕まったら殺される、はぐれたら二度と出会えねぇんだ!!」

夏美「おじちゃん…」

さだのり「俺に守ってもらおうなんて甘い考えはよせよ、俺は敵を殺さずに上手く片づけるだけで手一杯だ、てめぇを背負ってることなんて出来ないんだ!」
以下略



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