過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 20:37:00.51 ID:Ee9ZYm790
さだのり「どうしてだと?こいつは餓鬼の鬼ごっこじゃねぇ!!捕まったら殺される、はぐれたら二度と出会えねぇんだ!!」
夏美「おじちゃん…」
さだのり「俺に守ってもらおうなんて甘い考えはよせよ、俺は敵を殺さずに上手く片づけるだけで手一杯だ、てめぇを背負ってることなんて出来ないんだ!」
以下略
682
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 20:43:01.46 ID:Ee9ZYm790
夏美「…おじちゃん、守りたい人がいないんだよね…?」
凍った彼の心を、溶かすことなく優しく暖めるように
夏美の声は、彼の耳へと流れていく
以下略
683
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 20:48:10.17 ID:Ee9ZYm790
そういえば昔
セルジオという名の、一人の馬鹿が死んだときは
彼は、前へ進むしかないと言った
以下略
684
:
◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 20:52:05.13 ID:Ee9ZYm790
夏美「…」
目の前にいる少女は誰なのだろうか
分かっている、彼女は赤の他人などではない
以下略
685
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 20:56:40.06 ID:Ee9ZYm790
「…看守さん、阿修羅はどうした」
「話しかける時は、敬語でと言っただろ…そこにいる」
以下略
686
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 22:08:47.95 ID:Ee9ZYm790
さだのり「…これで鼻覆っとけ」
さだのりがタオルを夏美に渡す
以下略
687
:
◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 22:13:28.06 ID:Ee9ZYm790
焼け跡、というには少し綺麗に残った建物
恐らくは木造ではなく、鉄筋だったのだろう
ドロリと形の変わった壁を見るのは、少し気味が悪い
以下略
688
:
◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 22:17:49.22 ID:Ee9ZYm790
駆けていく、道には何人かの死体が転がっている
さだのり(…逃げ切れなかったやつらか)
銃弾を避けながらも、その死体の顔を確認する
以下略
689
:
◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 22:21:46.57 ID:Ee9ZYm790
裏路地を抜け、少し開けた大通りへ出た
さだのり(!!)
右には、敵兵の姿がある
以下略
690
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 22:26:19.00 ID:Ee9ZYm790
突然の出来事だった、一瞬にして視界は真っ暗になる
さだのり「!」
以下略
691
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/05/24(木) 22:32:19.84 ID:Ee9ZYm790
庄太郎「そこで、この人達を連れてここに逃げ込んだんだ」
さだのり「…そいつは運が良かったな」
庄太郎「…それで、上の方はどうなんだ」
以下略
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