過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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463
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:05:13.97 ID:0rnOj66AO
〜19〜
カラーン……カラーン……カラーン……
上条「鐘が鳴ってる……向こうもちょうど閉園時間か」
以下略
464
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:05:46.68 ID:0rnOj66AO
〜20〜
美鈴「うあー……運転手さーん、まだー?」
運転手「はい、もう十分足らずで着くかと」
以下略
465
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:07:51.69 ID:0rnOj66AO
〜21〜
コートを脱いで来ても良かったかな、とふと思った。
それはこの肌寒い秋風の中にあって私一人じゃないって事、この静かな月夜の下にあってこいつがいるって事。
指を絡める、手を繋ぐ、腕を組むだけじゃ物足りなく感じてる私。
以下略
466
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:08:19.28 ID:0rnOj66AO
〜22〜
交差点の横断歩道に横たわるゼブラを踏みつけながら狐と獅子は夜を行く。
ところどころで警備員が巡回しているが構う事なく歩を進める。
ダークグリーンやアイスブルーの輝きが彩る夜の中、ビュウビュウと吹き抜ける風がプロペラを回す。
以下略
467
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:12:46.36 ID:0rnOj66AO
〜23〜
麦野「私さ、インデックスに絡んだあの夏の日……考えたのよねー」
上条「………………」
以下略
468
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:13:14.90 ID:0rnOj66AO
〜24〜
上条「――俺だってそうだっつの。お前が俺を忘れても、無くしたのは俺の記憶であってお前の命まで失われる訳じゃないってなら……お前がどんな形であれ生きててくれんなら――俺はそれでいい」
麦野「――私から記憶を奪ったら、きっとどうしようもなく弱い女になりそうだね。戦い方も考え方も全部リセット、なんてなったらあんたを守れないじゃない」
以下略
469
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:15:14.08 ID:0rnOj66AO
〜25〜
――当麻と付き合う前、こんなだけど一応女の端くれでもある私だって少しくらいは考えた事がある。
誰かに恋するだの誰かに愛されるだの、そんな薄ら寒いぬるま湯に浸かる私を。そんな私を選んだ、隣を歩く誰かを。
以下略
470
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:15:40.21 ID:0rnOj66AO
〜26〜
そして麦野と上条は駅前の噴水広場にて別れた。
どちらともなく告げた言葉と重ねた唇に『おやすみ』を乗せて。
夜風と呼ぶにはあまりにも勢い良く吹き荒ぶ秋風に揺れる花壇を前に。
以下略
471
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:18:17.30 ID:0rnOj66AO
〜27〜
スキルアウトG「(ブチ込んでやるぞ)」
そして――上条と麦野が交差し始まった物語の舞台……
以下略
472
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:18:44.55 ID:0rnOj66AO
〜28〜
麦野「……どうしたもんかねー……」
一方、麦野は家路につく道の途中でドラッグストアに立ち寄っていた。
以下略
473
:
作者
◆K.en6VW1nc
[saga]
2011/08/14(日) 21:19:46.61 ID:0rnOj66AO
以下略
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