908:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:22:42.98 ID:UzgGY96z0
そして、いつしか月日は経ち……
桜も五分咲きの4月初旬のある日。
909:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:27:15.62 ID:UzgGY96z0
カエル顔の医者の話は続いていた。
「エレクトロマスター系はね、レベル5の女性がいるからね。
910:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:30:50.74 ID:UzgGY96z0
「あの、微妙なところだったら申し訳ない、奥様……で良かった……ですか? もしかして失礼しちゃったですか?」
「いや、まぁ、気にしないで下さい。あはは。彼女も、赤ちゃんも無事なんですね?」
911:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:35:13.40 ID:UzgGY96z0
「おっと、失礼」
当麻が反射的に顔を背けると、麻美は突然の来訪者に驚いた顔で「あなた……どうしてここが?」と訊いてきた。
912:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:40:58.19 ID:UzgGY96z0
「お、おいおい? どうした? 苦しいのか?」
突然の事に狼狽する当麻。
913:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:46:51.37 ID:UzgGY96z0
「あれ、あんた、帰ってこれたんだ?」
美琴は、当麻がいることにちょっと驚いたようであった。
914:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:52:52.36 ID:UzgGY96z0
「お姉様<オリジナル>、子供が泣き出してしまいました……」
ど、どうしようと言う顔の麻美。
915:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 22:58:17.53 ID:UzgGY96z0
感動の出産から1週間が経った。
916:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 23:02:16.18 ID:UzgGY96z0
そして、翌日。
御坂麻美と一麻の母子が退院の日である。
917:LX[saga sage ]
2012/10/21(日) 23:07:16.56 ID:UzgGY96z0
数分後。
「あの、上条さんという方の依頼で来ました。ベビーバスケット付けてありますので」 とタクシーの運転手が受付に現れた。
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