過去ログ - とある未来の通行止め
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31:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:23:27.12 ID:WdcBs0Va0
戸惑い顔の一方通行を背後に見上げて、打ち止めは弾んだ声で訊く。

「ねえねぇ、ミサカがモテモテだって聞いてどうだった?ヤキモチ妬いた?」
「ハァ!?」
「ヤキモチ妬いてくれたから不機嫌だったんじゃないの、って
以下略



32:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:25:38.79 ID:WdcBs0Va0
もう片方の手が、自然と動く。
こうして打ち止めを自分の腕の中に抱くのはどれくらいぶりだろうか。
打ち止めも、彼の腕が自分を包み込むのに合わせて背中を一方通行の胸に預ける。

「……」
以下略



33:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:28:29.97 ID:WdcBs0Va0
一方通行は右手で打ち止めの顎を持ち上げ、自分の唇を彼女のそれに重ね合わせた。

(唇まで温かいンだな…)

触れ合ったところから伝わる柔らかさと温もりがもっと欲しくて
以下略



34:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:29:59.10 ID:WdcBs0Va0
二度目の、少し長いキスの後、二人は相変わらずお互いを抱きしめ合っていた。
一方通行はベッドに座り、打ち止めはその彼の膝の上に。
言葉はなかったが、お互いの鼓動を交換するだけで溶け合うような幸福感が胸を満たす。

どれくらいそうしていただろうか、ベッドサイドの置時計がピっと鳴った。
以下略



35:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:31:56.36 ID:WdcBs0Va0
(こっちの気も知らねェでそンな顔しやがって)

「重い、いいかげンどけ」
「えー、なにソレ!?ロマンチックが音速で飛んでちゃった、って
ミサカはミサカはあなたのデリカシーの無さに驚きだよ!」
以下略



36:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:35:59.54 ID:WdcBs0Va0
「それでね、番外個体が相手の人が泣いちゃってるのに、
ビリビリって足元から服を焦がしていったの」
「ふゥン…」
「焦がす場所と焦がさない場所を等間隔にしてね、
虫食いスーツ似合ってるねぇヒャハハ、ってすっごく楽しそうだった」
以下略



37:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:37:26.63 ID:WdcBs0Va0
「ふぅ、モテモテってやっぱり大変なのね。なんで急に
こうなっちゃったんだろう?」
「……」
「そういえば、番外個体とお姉さまが、胸が大きくなったせいだって言ってたかな」

以下略



38:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:41:11.87 ID:WdcBs0Va0
一方通行の息がまた止まる。今日は(日付は変わったが)呼吸や鼓動に
急激な変動が起こりすぎだ。もう身がもたない。

「ミサカの胸が大きくなって嬉しい?それとも小さいままの方がよかった?って
ミサカはミサカは以前訊きそびれたことを確認してみる」
以下略



39:ブラジャーの人[sage]
2011/07/15(金) 01:42:27.18 ID:WdcBs0Va0
「……ぃい」
「え?」

「大きい、方が、いいンじゃねェの?普通…。そう思うぜ、俺も…」

以下略



40:ブラジャーの人
2011/07/15(金) 01:45:00.65 ID:WdcBs0Va0

「ううう…」

打ち止めは頭を押さえて唸っている。痛すぎて文句の言葉も出ない。
あまりのことについ力加減を忘れた一方通行は、ようやくやりすぎたことに気づく。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/07/15(金) 02:03:29.64 ID:Nm8RivSmo
理性との戦いか……
つC


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