過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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324:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 02:55:56.92 ID:iNh2rC4q0
オティヌス「座標攻撃も出来んのか……!」

これでは重力で潰せない。面倒だ。ならば本人を潰すまで――!

オティヌス「死ねぇ!」
以下略



325:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 02:58:56.42 ID:iNh2rC4q0
オティヌス「一発当てたからって、調子こいてんじゃねぇぞぉ!」

前方に重力の波動を放つ。それでオッレルスは潰れるはずだった。
しかし、オッレルスの姿は突如オティヌスの視界から消え去った。
それはオッレルスが一瞬でオティヌスの後方に周り込んだからに他ならない。
以下略



326:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:03:40.17 ID:iNh2rC4q0
オッレルス「がっ!」

拳が直撃したのはオッレルスだけだった。
初めから来ると分かっていてクロスカウンターをかましたオティヌスと
咄嗟の機転で攻撃に回ったオッレルスの差がこれだった。
以下略



327:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:07:09.02 ID:iNh2rC4q0
オッレルス「君、案外冷静なんだね」

オティヌス「テメェこそ、あのタコ殴りにされるって状況で
      俺の拳を1発で掴み。逆に反撃してくるとはな。
      さすが『魔神』に最も近い男だと言われただけはあるぜ」
以下略



328:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:08:02.28 ID:iNh2rC4q0
オティヌス(くっそがぁ!)

オティヌスも斥力を最大まで強くする。それはもう、ビルすら吹き飛ばすほどの威力。
第零聖堂区『必要悪の教会』でなければ、全てが粉微塵に吹き飛でいただろう。
それでもオッレルスは噴射し続け耐える。
以下略



329:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:10:00.06 ID:iNh2rC4q0
ゴギャア!と1つの音。オッレルスの拳が、オティヌスの顔面を捉えた音だった。
それは確かに、顔面しか捉えていないはずなのに『説明できない力』の効果なのか
まるで体中に拳を喰らったようだった。勝敗は決した。

オッレルス「……ふぅ」
以下略



330:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:11:41.23 ID:iNh2rC4q0
オッレルス達は、衝撃波が繰り出される直前に何とか飛び退き、直撃を回避した。
一方オティヌスはと言うと、平然と立ちあがっていた。その背中からは黒い翼。
手の爪は異様に伸び、そして黒い尻尾に、頭からは2本の角が生えていた。

オッレルス「君、その姿は――」
以下略



331:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:15:10.27 ID:iNh2rC4q0
オティヌス「はは。案外、呆気ねぇもんだなぁ」

ボロ雑巾のようになっているオッレルスを見下しながらそう言った。
そこへ音速以上の速度で走ってきたシルビアが、オッレルスを介抱した。

以下略



332:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:18:38.31 ID:iNh2rC4q0
オティヌスが多分世界で初めて成功した事。それは悪魔との融合。

シルビア「冗談でしょ?悪魔との融合なんて、普通の人間なら、死んでもおかしくないのに……」

オティヌス「だよなぁ。我ながら凄ぇと思うもん」
以下略



333:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:20:34.87 ID:iNh2rC4q0
シルビア「そんな……アンタ、正気じゃない……!」

オティヌス「そーかぁ?もともと魔術なんてのは『才能のない人間が、才能のある人間へ
      追いつくために』存在するんだぜ。『強くなりたい』という俺の願望は
      それに最も近いだろ?」
以下略



334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:22:36.46 ID:iNh2rC4q0
オティヌスから数km離れた場所にオッレルスとシルビアはいた。

オッレルス「シルビア、君は逃げるんだ。オティヌスの話が本当なら俺達は絶対に勝てない。
      だからせめて、君だけは逃げてくれ。俺が時間を稼ぐから」

以下略



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