184: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:12:07.77 ID:wCXd1NCbo
野口さんを1人受け取ったインデックスは、
宣言通りお腹いっぱいになるにはどうしたらいいか考えながら、街を歩いていた。
気を抜くと、ソースやら何かを焼いている匂いやらが漂う屋台ゾーンに足を向けようとしてしまうインデックスだが、何と我慢している。
185: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:13:13.01 ID:wCXd1NCbo
・・・
あれから30分程経過した。
若きプロデューサーの真っすぐな思いと、学園都市の思惑がぶつかり合った結果、
186: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:13:40.87 ID:wCXd1NCbo
「数時間微動だにせずに手を振るだけの仕事を見せられてうれしいのは、
心底心酔してるファンだけじゃん?」
「それだけで喜ばれるのは、何だか複雑な気分ね……」
187: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:14:40.23 ID:wCXd1NCbo
一方通行が突っ込みを入れた所でバスが止まり、自動扉が開いた。
ようやく着いたか、と3人は思って席を立とうとしたところ、スタッフがその扉から入って来る。
「あ、そろそろニュース終わって中継入りまーす」
188: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:15:32.24 ID:wCXd1NCbo
・・・
インデックスは屋台ゾーンを抜けると、カイジが騙された時ばりに背景をぐにゃ〜〜っとさせた。
たこ焼き(6個)、300円。
189: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:16:44.85 ID:wCXd1NCbo
・・・
その一団は依然としてグラウンドの一角を占拠して、のんびりと時間を過ごしていた。
そして、競技を終えたフレメア=セイヴェルンを交えて昼食タイムを迎える。
190: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:17:47.36 ID:wCXd1NCbo
「きゃああああ!」
191: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:18:42.36 ID:wCXd1NCbo
・・・
「ハァハァ……」
「……はあぁ……はあ……」
192: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:19:20.83 ID:wCXd1NCbo
そんな一方通行を見て、
久慈川は息切れさせ乳酸を貯め込んだ足を震わせながら嘲笑する。
「その程度で……へこたれるなんてね……私はまだ体力の半分を残してるわ……」
193: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:20:02.61 ID:wCXd1NCbo
・・・
科学の街・学園都市で生き倒れ。それは滅多にない状況と言える。
とはいえ、「滅多にない」と言う事は「たまにある」と言う事なのだが。
194: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/09(火) 05:21:48.44 ID:wCXd1NCbo
尾張。
インデックスさんがお金の大事さ、自身の食費の高さに気付き始めました。
て言うか今まで気付かなかった方がおかしーし。それ程に一方通行は圧倒的財力の持ち主だったのだ……
次回はちょっと上条サイドで原作通りに話進めたいと思う。
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