486: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:31:40.35 ID:Av3vpw7Go
木を隠すには森の中、と言う事で人の為に尽力している研究者が居る傍らで、
人に言えないような実験を行う研究者も中には存在している。
ここ野村産業技術総合研究所には木原の研究所もあり、
その研究所から置き去りの子供達はテレビの中に放り込まれた。
487: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:32:34.81 ID:Av3vpw7Go
ナンシーは勿論そうだし、ここ『猟犬部隊』に配属される人間は
男女問わずとにかくクズばかりを集めた組織なので、
とりあえず仲良しこ良しなんて雰囲気が出来るわけがない。
例えばアンチスキルとして犯罪者を嬲る様に追い詰める快感に酔いしれた奴や、
488: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:33:22.07 ID:Av3vpw7Go
「気にしないからこうやって班を動かしたんだろ」
別に誰に向けて言った言葉でも無いのだが、
ナンシーの隣に立った黒づくめの男が返答をした。
489: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:34:29.58 ID:Av3vpw7Go
・・・
学園都市は東京西部の山岳部を切り開いて作られた街だ。
自然破壊だ何だと騒ぐ団体もあるが、
490: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:35:18.11 ID:Av3vpw7Go
「ふふ、冗談だ。一応先方には話を通してある。
学園都市に送った研究者達の様子を見る為にそちらに向かう、とな」
「「何だよかった……」」「わん!」
491: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:36:11.29 ID:Av3vpw7Go
「ぐぬぬ……」
「?どうしたのアイギス」
するとまたしてもアイギスが思案顔をしながら呻くので、
492: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:37:09.22 ID:Av3vpw7Go
・・・
木山春生の本職は研究職である。
色々あって今は木原数多と言う男が所有する研究所に
493: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:38:36.73 ID:Av3vpw7Go
・・・
意識が暗転する。
目を開いているのか、はたまた閉じているのか。
494: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:40:27.77 ID:Av3vpw7Go
以前も意識を飛ばされた時にここに来た事があったが、
あれ以降この場に来る事は無かった。
いや、そもそも意識を飛ばされるような事態に陥る事が無かったからなのか、
はたまた何か別の事情でもあるのか。
495: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/31(水) 18:41:27.14 ID:Av3vpw7Go
「俺を屈服させろって言ってんだよ、その為の場を借りる為にこいつらの所に来た」
「ふっふ、私どもからは特に用があった訳ではございませんが、
思う存分動ける場所をお貸ししろとの事でしたので……こちらのマーガレットが御用意致します」
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