556: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:27:22.94 ID:7T4Cw5wio
「やっと気付いたか……この場での戦い方ってのによ」
あっちでもそれが出来れば上等なのだが、
凝り固まった常識と言う物は中々覆す事は出来ない。
557: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:27:58.96 ID:7T4Cw5wio
「わざわざ待っててくれるとか、ありがとな」
「悪役は正義の味方の準備が整うのを待つもんだろ?」
558: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:28:28.18 ID:7T4Cw5wio
再び、異能と異能がぶつかり合う。
今度は互いに隙は無い。
559: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:30:12.38 ID:7T4Cw5wio
・・・
紫電と氷塊がぶつかり合い、氷塊に遮られた電は四方八方へ霧散していき、
電撃を受けた氷塊は粉々に砕け散っていく。
560: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:31:13.22 ID:7T4Cw5wio
「おしえ……ねぇっ!!」
「うおっ!?……だけどさ、『死』と向き合って、『死』を体感して、分かったんだ」
影の放った右ストレート、それをスウェーバックで衝撃を和らげると、
561: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:32:40.22 ID:7T4Cw5wio
その言葉を聞いた上条は鬼の首を取ったかのような顔をすると、
「今、認めたな?お前=俺だって認めたな?」
「あっ」
562: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:33:23.12 ID:7T4Cw5wio
・・・
窓の無いビル。
その中でただ1人の住人である彼、もしくは彼女は、実に人間らしい笑みを浮かべながら、誰に向かって言う訳でも無く呟いた。
563: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:34:18.85 ID:7T4Cw5wio
・・・
564: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:35:29.36 ID:7T4Cw5wio
ヤオ九牌を一つも捨ててない。
何を考えているかは分からないものの、鳴いてすらいない為、
字牌どころかドラの東を抱え込んでいる可能性もある。
565: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:36:07.78 ID:7T4Cw5wio
「とりあえず外出てみるか?」
「え、ええ、そうね」
狼狽するドレスの少女を率いて垣根は外がどうなっているのか確認を取る事にした。
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