54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 20:29:52.26 ID:Ca1my84n0
1、2年くらいなのかな…
忙しくも安定した生活を送ってるから、各々のスレもそうそう絶えることはないはず
ただこれだけはどれほどの長さになるかちょっとまだわからないね
フォション100缶で足りるかな
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 20:41:07.26 ID:Ca1my84n0
依頼の貼りだされた横長の掲示板を左から右へ、小さく横に摺りながら流し見る。
そのたびに青い髪と、それをまとめる赤いリボンが小さく揺れる。
ギルドにはあまり似つかわしくない少女の姿だった。
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 20:54:20.61 ID:Ca1my84n0
少女(…今日はどうしてこんなに、依頼を取られてるのかしら…)
少女(1つくらい仕事がないと、宿代が…)
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 21:00:07.33 ID:Ca1my84n0
??「……ねぇ、ちょっとあなた」
少女「?」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 21:12:46.02 ID:Ca1my84n0
紅髪「あー、今日はなんというか、依頼が少ないわね?」
少女(さっき私が言った…)
紅髪「いえ、依頼が少ないというより…受理済み、契約済みの依頼が多くて仕事が無い、というところかしら」
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 23:00:01.15 ID:Ca1my84n0
足早に出口を目指して歩く少女の後を紅髪が追う。
ショートパンツから伸びる二本の白く細い脚はか弱そうで、とても傭兵の類に属するものとは思えない。
それ故に大股でも全くふらつかず、確かな足取りで歩行する少女の様は不思議だった。
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 23:34:55.77 ID:Ca1my84n0
少女「…また他のギルドを見て仕事を探さないといけないんだけど」
方便だ。今から見にいっても、依頼掲示板は更新されてはいないだろう。
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/09(金) 05:39:47.59 ID:qIDoYaU1o
乙した
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/09(金) 20:51:52.49 ID:M7t4TzP80
木の香る廊下を歩く。分厚い壁で隔たれるそれぞれの部屋は、任務内容の機密を守るためのものであり、それ故にドア同士の間隔も非常に狭い。
人数確認に粗相が起らぬよう、大きな会議室の入り口もたった1つのために、ギルドの廊下は無駄に長く見えた。
少しでも景観を楽しませようと定間隔で壁にかけられた紅草のプランターが、十五歩ごとに目線の暇を慰めてくれる。
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/09(金) 21:44:58.23 ID:M7t4TzP80
紅髪「……」
少女(……目がすごく紅い)
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/10(土) 02:00:24.98 ID:d3OSy2bEo
ワクテカ
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