過去ログ - ほむら「勇者 エクス☆マギカ」
1- 20
20: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:15:55.07 ID:FRdcbQBa0
杏子の話を遮って聞いてきた恭介を、同じ様に遮り、杏子は言葉を切った。
恭介はその杏子の姿を見て、黙る事で了承をしていた。

「…とりあえず、美樹さんの身体は私の家に連れて行くわ」
「後で寄ってね」
以下略



21: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:16:27.52 ID:FRdcbQBa0
「えぇ、そうね、貴方は動くべきだったのよ」
「誰も動かなかったとしても、誰かがそれに付いて来てくれるかも知れなかった」
「だから教えて貰うわよ、貴方の力の事を」

「グス…ハイ…」
以下略



22: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:17:42.41 ID:FRdcbQBa0
「二人とも、マミ達も言っていたんだ、早く行こう」

そののおかげで少し場の空気が和らぐ事になった。

「あ、う、うん…」
以下略



23: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:19:41.36 ID:FRdcbQBa0
「え…エクスカイザーさんは?」

「流石にこのサイズだと、二人位が限界でね」
「私は走ってマミの家に向かう」
「君達はドラゴンジェットで先に向かってくれ」
以下略



24: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:21:01.76 ID:FRdcbQBa0

 見滝原の上空。
ドラゴンジェットの背の上でまどか達はマミの家に向かっていた。
風は予想通り強く、吹き荒んでいたが、凍える程酷いものではなかった。

以下略



25: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:33:14.57 ID:FRdcbQBa0
「!?み、未来!?」

驚いてドラゴンジェットから手を離しそうになったが、済んでの所で止めて顔だけをほむらに向けていた。
ほむらは、そのまま話を続けた。

以下略



26: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:35:57.49 ID:FRdcbQBa0
ほむらはその言葉に、押し潰される様な感覚になって喋らずにはいられなかった。
だが、その言葉をまどかに遮られてしまっていた。

「でも…!「エクスカイザーさんも言ったでしょ?」
「後悔はいつでも出来る、今はその時じゃないって…」
以下略



27: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:37:10.16 ID:FRdcbQBa0
「良いよ、あ、マミさんのマンション!」

二人が話している間にも目的地を目指して飛んでいたドラゴンジェットの上からマミの家のあるマンションが見えた。
まどかはそれに指していた。

以下略



28: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:37:46.80 ID:FRdcbQBa0

 夜の町並み。
それを背景に跳ぶ影があった。
背中には、松葉杖を抱えた上条恭介を背負った佐倉杏子その人であった。
その顔は暗くは無かったが、思いつめたような顔をしていた。
以下略



29: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:38:13.25 ID:FRdcbQBa0
杏子は少し赤くなっていたが、恭介に顔を覗かれずに済んだ事に感謝していた。

「…約束したんだ、待っているって」
「さやかの答えを聞くまで、僕は待つって…」

以下略



30: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:40:04.63 ID:FRdcbQBa0
杏子はその言葉に振り返ると、まっすぐ見つめる恭介が立っていた。
その目は本気で、ただの思い付きで言っている訳ではないのはわかった。

「今日のを見て分かったろ?あんたはコッチ側に来るべきじゃない」

以下略



662Res/372.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice