234:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/11(土) 21:34:20.28 ID:laIihRtQ0
澪「まあ…その中でもう一人、中々やりそうな奴もいたけど、まあ神側と言ってもそいつは、どちらかというと悪魔(わたしたち)側寄りみたいだし、顔も見知っていたしな。おまけに私に憧れているなんて言うものだから、特別に見逃してやったんだよ」
澪はそんな事を独り言のように言いながら、これまでの凶行(こと)を思い出したのか再び刀を掲げてまるで最愛の恋人とでもいう様にうっとりと見詰める。
235:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/11(土) 21:38:20.44 ID:laIihRtQ0
澪「ふん。いい加減そんな所でただつっ立っていられても面白くないぞ唯」
澪はそんな唯の態度に詰まらなそうに言うと、刀の棟で肩をぽんぽんと叩き溜息を洩らす。
236:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/11(土) 21:45:01.84 ID:laIihRtQ0
澪「!?」
澪は突然の事に戸惑いの表情を見せる。唯はこの時を見逃さずに、一瞬で呆気に取られている澪の間合いに入り、孔雀(じょうかの)剣で渾身の一撃を振るう。
237:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/11(土) 21:49:03.16 ID:laIihRtQ0
澪「だけど…終わりだよ。唯」
238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/11(土) 22:34:20.95 ID:ZX1N/C1DO
もう全く訳がわからん…
239:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/12(日) 09:23:23.22 ID:TJosBorb0
澪「残念だったなぁ唯。私を殺(け)せなくて」
240:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/12(日) 09:25:39.01 ID:TJosBorb0
澪「はは、いいザマだな唯。これで律がお前に味わわされた億分の一位は、御返し出来たかなっ?」
唯を斬ってからある意味穏やかだった澪の表情が一変し、悪魔(おに)の形相で唯の腹部(きずぐち)辺りを踏み躙(にじ)る。
241:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/12(日) 09:28:20.70 ID:TJosBorb0
唯「み、澪ちゃん……」
澪「ん?どうした唯?…ん?」
242:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/12(日) 09:30:43.05 ID:TJosBorb0
唯「澪ちゃん…もう気は済んだ……?」
唯は既に覚悟を決めていた。いや、澪とこの世界で二人きりで出会ってしまった瞬間に、たとえ自身の身がどのような事になったとしても、それを受け入れようと心に決めたのかもしれない。
243:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/12(日) 09:33:00.02 ID:TJosBorb0
唯「う…憂や和ちゃんもなの?」
澪「何度も言わせるなよ唯。憂ちゃんだろうが和だろうが、皆纏めて斬ってやるって言っているだろ?特にお前と近しい者なら尚更だろうが?全く天然なのも大概にしてくれよ?」
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