過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱【土方×もっさん】
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11:1[sage]
2011/10/07(金) 19:47:48.51 ID:dpw2KwcZ0
どうも、こんばんは。1です。
早速のレスありがとうございました。書き溜めがそんなに無いので投下ペースは遅いと思いますがお付き合いいただければ幸いです。

>>9
支部で連載している「Cold Winter1947」ですよね。
以下略



12:1[sage]
2011/10/07(金) 19:48:50.84 ID:dpw2KwcZ0
ある日の朝のこと。
少佐は天候等の問題がない限り、朝は剣の鍛錬を行って過ごしている。
私もそんな少佐の鍛錬にご一緒させていただくのを日課としていた。

「ふんっ!はっ!」
以下略



13:1[sage]
2011/10/07(金) 19:49:25.59 ID:dpw2KwcZ0
「…………いい目だ。腕を上げたようだな」
「恐縮です」

その私の言葉が合図になったかのように、少佐の剣気が大きくなる。

以下略



14:1[sage]
2011/10/07(金) 19:50:13.89 ID:dpw2KwcZ0
しかし、ここから事態は思わぬ方向に転がっていくことになる。
先日からの雨で地面がぬかるんでいたのがよくなかったのか。
それとも少佐に一本入れることに夢中になりすぎた自分がよくなかったのか。

「うわっ!」
以下略



15:1[sage]
2011/10/07(金) 19:50:59.21 ID:dpw2KwcZ0
朝食時。

「…………」

少佐は無言で私の作った朝食を食べている。
以下略



16:1[sage]
2011/10/07(金) 19:52:16.70 ID:dpw2KwcZ0
背中に歩兵銃を背負い、駆け足気味の速度で山道を駆ける。
陸戦訓練は兵学校時代に少しはやったが専門ではない。たちまち息が上がってくるが、私より早いペースで前を走る少佐は息切れ一つ見せていない。

「どうした土方……もうギブアップか?」
「いえ……大丈夫です…………!」
以下略



17:1[sage]
2011/10/07(金) 19:52:49.31 ID:dpw2KwcZ0
「あ、あの程度なら私でも歩いていけます」

そういって少佐の手を振り解いて歩き始めようとするものの、

「…………あ、あれ?」
以下略



18:1[sage]
2011/10/07(金) 19:53:21.48 ID:dpw2KwcZ0
「…………」
「も、申し訳ありません!」

その後、(比喩表現でなく)少佐に引きずられるようにして休憩場所にたどり着いた私は、
少佐に土下座せんばかりの勢いで謝罪していた。
以下略



19:1[sage]
2011/10/07(金) 19:54:07.33 ID:dpw2KwcZ0
「ふー」

そういって少佐が岩の上に寝転ぶ。
失礼して、私もその隣に寝転ばせてもらった。
ここに来るまでは必死で気づかなかったが、周囲の木々はすでに紅葉真っ盛りで、赤、黄色、橙と鮮やかな色に染まっている。
以下略



20:1[sage]
2011/10/07(金) 19:54:41.88 ID:dpw2KwcZ0
「さて、そろそろ昼飯にするか」
「は……しかし」

私も少佐も、携帯して来たのは歩兵銃と背嚢のみ。
しかし私と少佐の背嚢の中には昼飯になりそうなものは入っていない。
以下略



21:1[sage]
2011/10/07(金) 19:56:15.35 ID:dpw2KwcZ0
…………というところで2話目終了です。
これからも大体10レスぐらいの話を断続的に投下していく形になると思います。

それでは。
また来週に。


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