過去ログ - 佐天「もう何も、私から奪わせるものか」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 01:56:24.21 ID:GCgBMSWlo
「ふざけんな! てめぇの都合で、罪の無い人間を殺していいと思ってんのか!? 奪われたから奪うなんて事が許されると思ってんのかよ!」

今度はツンツン頭の少年が必死で身体を起こし、声を荒げながらこちらに向かってこようとする

「あははははは! 何もできないくせに威勢だけは強いなんて、最高に無様ですよ……上条さん」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 01:58:21.72 ID:GCgBMSWlo
「佐天さん」

その時、私の言葉をさえぎるようによく知った声が私にかかる
ああ、ほら、良かったですね皆さん
私にもようやくお迎えがきたみたいですよ
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 01:59:46.53 ID:GCgBMSWlo





以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 02:03:21.11 ID:GCgBMSWlo
今日はこのへんで
次の投下は一週間以内には来ます、ではー


10:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:23:26.16 ID:GCgBMSWlo
4月20日

――――美琴サイド――――

まだまだ空気も澄んでいて、深呼吸をすると肺を暖かい空気が満たす、そんな気持ちのいい時間帯に
以下略



11:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:24:54.20 ID:GCgBMSWlo
「おはよう、2人とも」

私が散々通った常盤台中学校への通学路を歩く後輩達に、春の陽気に負けないくらい陽気に挨拶をする

「おはようございます、御坂さん」
以下略



12:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:26:13.62 ID:GCgBMSWlo
「佐天さんこそ、常盤台の制服が板についてるわ。さっすが、私の後を継ぐ能力者ね」

「何を言ってますの、お姉さま。今日も佐天さんの目覚めが悪かったせいで危うく寮監様に折檻されるところでしたの」

「ほんっとにスミマセン……」
以下略



13:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:29:17.15 ID:GCgBMSWlo
「佐天さん」

何故だか私は、小さくなっていく後姿に向かって声をかけずにはいられなかった
その背中は、とっても小さくて、今にも潰れてしまいそうな程弱弱しく見えて
このまま行かせてしまえば、今度こそ会えなくなるような、そんな漠然とした不安に駆られたから
以下略



14:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:31:13.32 ID:GCgBMSWlo
「……佐天さん……」

2人の姿が見えなくなると、私はそう呟いて、桜の木を見上げる
晴れていた空はいつの間にかすっぽりとぶ厚い雲に覆われてしまい、灰色の絵の具を盛大にぶちまけたみたいになってしまっている
それを見た私は、先程までの陽気な感情はどこかに消え失せて、長かった冬の寒さを未だに引きずっているような気分になる
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 02:36:18.14 ID:GCgBMSWlo
今日はここまでで
一応プロットなんかも考えてあるので、遅筆ですが頑張って完走したいと思います
基本的にシリアスな感じにしていこうと思います、救いは……あんまりないかも
読んでくださった方ありがとうございましたー、それではー


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/11(火) 02:54:00.97 ID:mP4n63VSO



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