25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/18(火) 18:25:19.52 ID:+xBpvQ3bo
 >>23 
 アニメは連載準拠なんじゃね 
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/10/19(水) 01:21:19.25 ID:J3UnaRqpo
 >>24 
 すまん、そこに目がいってなかった 
 >>25 
 アニメが原作準拠だとすると、その後の時間軸なのに読み切りの設定でやるのか 
 >>1がどういう設定でやりたいのかいまいちつかめないけど、期待してるよ 
27:1[sage]
2011/10/19(水) 23:34:19.76 ID:LfZrfi6K0
 やはり設定いいとこ取りは良くなかったかも知れませんね……いたく反省しております 
 届け屋とあえて名乗らせたのはいろいろ理由もあったのですが、まぁ正直どちらでも話にあんまり影響はございませんので、深く考えずにお読みいただけると幸いです 
 それと、最初に書くべき事なのですが、黒猫・超電磁砲両作品において基本ネタバレ上等となっておりますので、未読の方はご注意ください 
28:1[sage]
2011/10/19(水) 23:42:03.26 ID:LfZrfi6K0
 少女は怒りに震えていた。 
  
 その小さく華奢な身体はその魂の奥底から湧きあがる激情に激しく震え、溢れんばかりの衝動に身を任せる様にその白い拳が赤く鬱血するまで握りしめる。 
  
 「……『子供っぽい下着は如何なものかと』とか」 
29:1[sage]
2011/10/19(水) 23:44:29.49 ID:LfZrfi6K0
 「え、えと……」 
  
 その剣幕に、頭に花を乗せた少女、初春飾利は引き攣った笑みを浮かべながら、気付かれない様に僅かに身を引いた。 
  
 「と、取り敢えず落ち着いて下さい御坂さん。注目の的です……」 
30:1[sage]
2011/10/19(水) 23:48:24.11 ID:LfZrfi6K0
 「それが釈然としないのよね。私の方がレベルは上なのに」 
  
 「というよりは……やっぱり風紀委員じゃない御坂さんにそういう事をして欲しくないんだと思います。風紀委員だって管轄外の地域での権力行使は越権行為になりますから」 
  
 「それは分かってるんだけどさ。やっぱ降り掛かる火の粉は払わなきゃならないわけよ。んで払ってると風紀委員が来る前に終わっちゃうのよね」 
31:1[sage]
2011/10/19(水) 23:52:46.18 ID:LfZrfi6K0
 初春がカップを置いて話を再開するが、当の美琴は窓の外へ視線を移したまま、貼り付いたかのように動かない。 
  
 まるで信じられない物を見たかのように茫然と窓の外を見続ける彼女の様子に、初春も怪訝そうに窓の外へ目をやった。 
  
 「……佐天さん?」 
32:1[sage]
2011/10/19(水) 23:54:32.66 ID:LfZrfi6K0
 「私の学校、この先にあるんですよ」 
  
 「随分学校が多いんだな。ワケ分かんなくなってきたぜ」 
  
 涙子の案内を聞きながら、トレインは頭を掻いて苦笑した。 
33:1[sage]
2011/10/19(水) 23:56:44.88 ID:LfZrfi6K0
 抱き寄せられた格好になった涙子は目を白黒させながら為すがままになっている。 
  
 それに構わず、次にトレインは彼女と自身の身体を脇の狭い路地へと滑り込ませた。 
  
 その瞬間、物陰から二つの人影が姿を現す。 
34:1[sage]
2011/10/19(水) 23:57:52.00 ID:LfZrfi6K0
 「!?」 
  
 予期せぬ方角から声を掛けられ、美琴と初春は留め金の外れたバネ細工の如き勢いで振り返った。 
  
 その先にいたのは、涙子と共に路地へ入って行ったはずの、ダークブラウンの髪のツンツン頭。 
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