過去ログ - マインドスイーパー
1- 20
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/22(土) 03:46:09.25 ID:IFyapa4bo

独特な空気がいいな


76:75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りしま[sage]
2011/10/22(土) 06:34:57.29 ID:EH7lv6vo0
乙です

期待してます


77:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:50:11.31 ID:CGXDMCHp0
皆さん、こんばんは。

第3話、第4話を投稿させていただきます。


78:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:50:50.17 ID:CGXDMCHp0
蝉の声が聞こえる中、汀は圭介に車椅子を押してもらいながら、木漏れ日の中を進んでいた。
夕暮れ近くの、気温が下がってきた頃、近くの公園まで散歩に出てきたのだった。
そこで、汀はふと、公園の木の下に目を留めた。

「圭介」
以下略



79:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:51:47.48 ID:CGXDMCHp0
淡白に聞き返した圭介に

「もう……」

と呟いて、汀は頬を膨らませた。
以下略



80:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:52:19.36 ID:CGXDMCHp0
3.蜘蛛の城

汀の部屋の隅に、圭介が用意したケージが設置された。
しばらくは安静が必要と判断したので、やはり圭介が動物病院に連れて行き、それから綺麗に洗ってやってから、弱いドライヤーで乾かす。
子猫は大分衰弱していたが、温めたミルクなどを口に運ぶと、貪るように食べた。
以下略



81:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:53:18.37 ID:CGXDMCHp0
「小さくて白いから」

「…………」

「それに、毛なら平気だよ。慣れたし」
以下略



82:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:54:40.27 ID:CGXDMCHp0
「どうして?」

「クライアントのたっての希望だからだ」

そう言って、圭介は小白の首の皮をつまみあげた。
以下略



83:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:55:23.71 ID:CGXDMCHp0
圭介の言葉を打ち消して、汀は大声を上げた。
こうなってしまっては、彼女は頑固だ。
圭介は一瞬、彼女を怒ろうと口を開いたが、すぐにそれを閉じた。
そして考え直して言う。

以下略



84:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:56:23.63 ID:CGXDMCHp0
 *
 
「遅くなりました」

圭介が車椅子を押しながら、長テーブルが置かれた広い会議室に足を踏み入れる。
以下略



85:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:57:15.08 ID:CGXDMCHp0
「あの……マインドスイーパーというのは……」

「あそこにいる白髪の子供です」

「そんな……まだ、小さな……」
以下略



178Res/185.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice