過去ログ - 女教師「折角のクリスマス・イヴだし、付き合ってあげる」
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39:nu[saga]
2011/11/15(火) 19:39:04.73 ID:+iWTcaxJ0





以下略



40:nu[saga]
2011/11/15(火) 19:39:32.75 ID:+iWTcaxJ0
「そうね……。
って、何言ってんの、貴方は。
新種のギャグか何か?」

「冗談ですよ、先生。
以下略



41:nu[saga]
2011/11/15(火) 19:40:09.86 ID:+iWTcaxJ0
急に先生が笑った。
僕と同じ考えに至ってるのかどうかは分からないけど、
少なくとも先生と僕はすごく似通ってる考えを持ってるはずだ。
だから多分、先生は僕と似たような事を考えて笑ったんだろう。

以下略



42:nu[saga]
2011/11/15(火) 19:40:51.54 ID:+iWTcaxJ0
先生が空を見上げる。
僕も先生の視線の方向に目を向ける。
夜空には多少の星が瞬いていた。
孤独な僕達が孤独なままにその星の仲間になるのも悪くないんじゃないか。
何となく、そう思えた。
以下略



43:nu[saga]
2011/11/15(火) 19:42:09.35 ID:+iWTcaxJ0

今夜はこれで終わりです。
不穏な空気になってきました。


44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]
2011/11/16(水) 00:59:41.06 ID:kLebNK1oo



45:nu[saga]
2011/11/17(木) 19:03:27.94 ID:sq+AP/cA0
先生が僕の間近にまで近付いて足を止める。
手を伸ばせば届く距離で、先生が包丁を見つめながら笑う。

「死にたい……。
死にたくなるよねえ、特にクリスマス・イヴなんか特に……。
以下略



46:nu[saga]
2011/11/17(木) 19:03:57.59 ID:sq+AP/cA0
「そうですね、先生。
僕等は今日死んでもいいんじゃないでしょうか。
幸せである事を強要される日になんて、
生きていなくてもいいんじゃないでしょうか。
僕もね、思うんです。
以下略



47:nu[saga]
2011/11/17(木) 19:05:13.62 ID:sq+AP/cA0
だから、僕はまた笑った。
心の底から滲み出るような笑いを止める事が出来なかった。

「ねえ、先生?
死ぬのは魅力的ですよね。死は救いで、幸福でもありますよね。
以下略



48:nu[saga]
2011/11/17(木) 19:05:37.83 ID:sq+AP/cA0
「確かに言ったわね。
自分にその言葉が返って来るとは思わなかったけど、言ったわ、間違いなく。
女は約束をすぐ忘れる生き物で、凄く刹那的に生きてる。
感情で動く事もしょっちゅうだし、衝動的な自殺も多い。
心中に憧れる男は少ないけど、心中に憧れる女は大勢居るものね。
以下略



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