過去ログ - 黒子「……好きにすれば、いいですの」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:09:12.03 ID:Cp32iA0do
上条「俺のことが好きなんだろ?」

美琴「そ、そんなわけないでしょ!?///」

上条「正直じゃないな、顔赤くして否定しても無駄だぜ?」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:09:39.52 ID:Cp32iA0do
「ふにゃ!? すすすすすすす!?」

顔を赤く染めた美琴が、カチリと硬直する。

上条は、彼にしてとても珍しい、いわゆる「女性を愛でる」笑みを浮かべ、右手を持ち上げた。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/26(土) 01:10:48.70 ID:MqhcdUG2o
もしかして最近途中で落ちた上×黒の人か?
とりあえず期待しとこうか


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:10:52.92 ID:Cp32iA0do
真剣な表情の上条。

彼の右手がほんの少しだけ動く。

それはただ、親指がうごいただけ。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:12:04.62 ID:Cp32iA0do
「っ」
 
目を開くと、天井が見えた。

見慣れた天井。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:12:55.63 ID:Cp32iA0do
「はぁ」

美琴は公園のベンチに座り、ため息をついた。

憂鬱というよりも、何かの感情を吐き出したような呼気は、両手で握ったヤシノミサイダーの飲み口に触れて、消えていく。
以下略



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2011/11/26(土) 01:14:53.89 ID:Cp32iA0do
(あう、あう……)

頬といわず耳といわず、首元まで真っ赤に染まった少女。抱え込むようにして缶を握る両手の人差し指が、ツンツンと、モジモジと先端を絡ませあう。

もう完全に、視界に浮かんだ幻想以外に何も見えていない。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:16:58.26 ID:Cp32iA0do
常盤台中学校寮。その一室。

シャワールームから、ずいぶん長く水音が響いていた。

「……」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:18:50.13 ID:Cp32iA0do
(……お姉様)

きゅっ、と両手を握る。

敬愛する存在。彼女のためなら、命すら惜しくないほどの。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:20:22.22 ID:Cp32iA0do
「大丈夫か?」

「う、うん」

 左隣に腰掛けた上条の問いに、美琴は赤い頬のまま頷いた。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:21:55.88 ID:Cp32iA0do
「なぁ美琴」

「ひゃい!?」

 変な声が出た。
以下略



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