過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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189: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:45:21.51 ID:ex9AI0hxo
――こいつはいい道化っぷりだ。俺の手のひらで面白いくらい思惑通り踊ってくれてるな。

「そうだな。一方通行が正しい事をしていれば例え世界中を敵に回しても、俺は一方通行側につく。
逆に世界中が一方通行の味方でも、それが俺と一方通行の正義に反する事だったら、どんな感情をこの身に宿していても俺は一方通行をぶん殴る……」

以下略



190: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:46:32.62 ID:ex9AI0hxo
「ははっ、何言ってんのお前?俺のなにを知っていて、何をもって嘘だと判断してやがるんだ?」

「お前はさっきから何かを隠している、いや何かもっと違うな……そうだ、舞台に立ってる様に見えるんだよ」

焦る。
以下略



191: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:47:56.90 ID:ex9AI0hxo
「ハッ!馬鹿らしいな」

――俺はそんなの認めねぇ。俺は無条件に人に好かれて良い人間じゃねぇんだ。そんな人間を無条件で友達と呼ぶやつを信用したりしねぇ……。

「上条、最終忠告だ。このまま俺の前から消えろ、そして二度とツラ見せんな」
以下略



192: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:49:04.79 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜

「あ、でてきた」

ミサカ00001号との抱擁を解き、照れ隠しにスポーツドリンクを飲んでいると待ち続けた人がホテルから出てきた。
以下略



193: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:52:32.23 ID:ex9AI0hxo
「そう、あんたはそれに何も疑問を感じないの?反抗しないの?生きたいと思わないの?」

「一方通行に殺される、それがミサカの生きがいですから。とミサカは疑問も反抗も生きたいとも思わないと即答します」

「……感情ってもんが……本当にない……の?」
以下略



194: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:54:18.78 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜

「あー、いってぇーあのウニ野郎思い切り殴りやがって……」

「だ、大丈夫ですか?とミサカは垣根さんの心配をします」
以下略



195: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:55:13.63 ID:ex9AI0hxo
その言葉にミサカ両名と芳川は嬉しそうに笑う。

「ふふ、ありがとう。晩御飯はまた私につくらせてね」

一方通行の頭を撫でる。
以下略



196: ◆hZ/DqVYZ7nkr[sage]
2011/12/04(日) 07:57:37.42 ID:ex9AI0hxo

「芳川、お前もここに一緒に住めよ」

「んー、嬉しい申し出だけど今は遠慮するわ」

以下略



197: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:59:00.83 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜

皿を洗い終え一方通行とミサカ00002号のいる部屋へ三人が戻ると、炎天下の中にずっといたミサカは疲れたのか眠りこけていた。

「ミサカちゃん、タオルでも――」
以下略



198: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:59:54.91 ID:ex9AI0hxo
「上条君との戦闘の時にその万が一が頭によぎると動きが鈍るから教えてあげない」

意地悪く笑う。

「チッ……あまり一人で抱え込むなよ」
以下略



199: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 08:01:04.76 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜

ミサカ00001号が目を覚ますと外はもうすでに赤かった。

「あ、あれ?ミサカ寝ちゃってたのか….…みんなは?というか一方通行は?」
以下略



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