882: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:38:14.59 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
「芳川のあれは治るのか?」
垣根は病室を出ると自動販売機のある場所へは向かわず、カエル顏の医者のところへ足を運んだ。
883: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:39:26.04 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
「邪魔になってるわよ」
884: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:42:52.03 ID:LJhw5GtIO
「……うん。でも、みんな笑ってくれたよ。
ただの操り人形じゃない、しっかりした自分の意志を持った人間として私に、そして垣根さんや一方通行にありが、とうって……」
涙を誤魔化すようにジュースを勢いよく飲む。
885: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:45:19.47 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
ミサカ00112号が去ったあと、垣根は病室に戻り、御坂もそれについていった。
886: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:46:35.96 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
俺は今までどこをどうやってここまで走って来たンだ。
俺の夢や垣根の夢、芳川やミサカ達の夢は、あの部屋と一緒にもうなくなっちまったのかなァ……。
887: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:48:32.89 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
「ァ?」
888: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:50:58.54 ID:LJhw5GtIO
「クッソがァアア!第四位お前ふざけてンのかァ!」
麦野より放たれた能力から妹達を守り、その個体を廊下側へと放り投げる。
右腕に芳川を抱え、この場において最も危険な人物である麦野沈利のもとへひとっ飛びすると、その首を左手で掴み逃げた天井を追った。
889: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:51:42.69 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
ねぇ、一方通行。貴方は今どこにいるの?
私のあげたこの携帯電話はもういらないの?
890: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:52:36.27 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
「*……**?」
891: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/08(日) 00:53:42.85 ID:LJhw5GtIO
〜〜〜
その後の事は、一方通行しか知らない。
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