過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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51:1
2011/12/04(日) 13:56:25.94 ID:9kMGiZg5o
「白井さん、検索が終わりましたよ」

上条の紅茶を用意しに向かった初春が、途中でコンピューターの画面を確認していった。

「どうですの?」
以下略



52:1
2011/12/04(日) 13:57:51.94 ID:9kMGiZg5o
全員が佐天に注目した。

「製作者のひとりの紅莉栖さんが見た時も、電撃使い<エレクトロマスター>である御坂さんが見た時も、動いたのが不思議だって思うような状態だったんですよね? そして紅莉栖さんたちは、その、橋田さんがいてもタイムマシンを作れるかわからない。それなら、そもそもタイムマシンはできていなかったんじゃないでしょうか?」

「え?」紅莉栖は佐天に聞き直した。
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53:1
2011/12/04(日) 14:00:02.32 ID:9kMGiZg5o
驚きのための一瞬の静寂のあと、黒子が口を開いた。「佐天さん、どういうことですの?」

「えっと、白井さんは空間移動する時に、服は着たままですし、かばんや人間だっていっしょに移動できますよね? 乗り物はどうですか?」

「重いものは無理ですけど、あまり大きくないオートバイくらいの重さならいっしょに移動しようと思えばできますの。……つまり、いいたいことはそういうことですの?」
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54:1
2011/12/04(日) 14:09:12.43 ID:9kMGiZg5o
……。

「木山先生、ありがとうございます」と美琴は頭を下げた。

「なに……。君たちには世話になったからな。この程度でよければいつでもいってくれ」
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55:1
2011/12/04(日) 14:09:51.33 ID:9kMGiZg5o
「この方がいなければ空間移動ですぐに来られましたのに……」

「あ、それは岡部がダメだったかも……」

「あんなもの二度と経験するつもりはない!」
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56:1
2011/12/04(日) 14:10:41.23 ID:9kMGiZg5o
「む、何やら焦げ臭いな」部屋の扉を開けた木山がいった。

「き、気のせいではないでせうか」

「……まあいいだろう。結果が出たぞ」
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57:1
2011/12/04(日) 14:11:36.62 ID:9kMGiZg5o
木山の研究所から風紀委員第177支部に戻るために歩き出すと、美琴は少し大きな声で全員にいった。「これでなんとかなりそうね!」

「お姉さま、そう簡単にはいきませんの。時間移動、いいえ、それよりも世界を移動する能力など、どう考えてもレベル5クラスの能力ですの。ところが岡部さんも紅莉栖さんもご自分の意思では能力を使えないご様子……」

「そりゃそうだけど、問題解決には一歩近づいたんじゃない? そう悲観するものじゃないわよ、黒子」
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58:1
2011/12/04(日) 14:12:55.21 ID:9kMGiZg5o
「それではツンデレールガンよ、レベル5になるにはどうすればいいのだ」

「どうすればってそんな簡単にはいきませんよ。それにアドバイスなら、黒子のほうがいいんじゃないですか。近い能力みたいだし」

「黒子、そうなの?」美琴の言葉を聞いて紅莉栖が黒子に尋ねた。
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59:1
2011/12/04(日) 14:14:14.51 ID:9kMGiZg5o
……。

「つまり、思い込みっていうことよね?」説明を聞いた紅莉栖は黒子に尋ねた。

「まあ、そのようなものですの」
以下略



60:1
2011/12/04(日) 14:15:39.33 ID:9kMGiZg5o
「ダメですよふたりとも、そんなことを考えたら。ちゃんと信じていないと」岡部と紅莉栖に上条がいった。

「あ、あんたは何も理解していなかったくせに!」上条の言葉に間髪を入れず美琴がいう。


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61:1
2011/12/04(日) 14:23:14.53 ID:9kMGiZg5o
……。

黒子は風紀委員第177支部に戻ると、待っていた初春と佐天に身体検査の結果を話した。

「へえ、やっぱり能力者なんですかあ」
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