132:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/20(火) 15:05:21.38 ID:9+ocRRVm0
あかりはそれだけ言って部室を出ていく。
時間は4時頃、授業と掃除が終わってこの部室にあかりがいられるのは30分くらいで、今は綾乃と千歳を補佐するくらいに生徒会の役に立っているって聞いている。
ちなつ「あかりちゃん、人数が足りないからそれをどうにかするために生徒会に入ったんだよね」
133:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/20(火) 15:20:29.21 ID:9+ocRRVm0
ちなつちゃんは私、いや結衣といられる時間のほうが大切だったし、あかりもそうだと思ってた。
けど、あかりは『困っている人はほっとけないよ』って言ってすぐに生徒会に入ることを決めたんだ。本当にあかりはいろいろと優しいんだなって思ったし、同時に面白そうだな〜って思った。
そして気付けば、あかりは学校でもそれなりに有名な人になっていた。
134:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/20(火) 15:33:25.18 ID:9+ocRRVm0
冷え込んだ外気に、吐息が白くなるのを見ると、12月が近くなってることを改めて実感する。
今年の冬コミはそれほど手に入れたいものもないし、さすがに高校が掛っていることもあって新刊とかを出す気力もないく、ただ静かに勉強しているだけの日々だった。
京子「そういえば綾乃と千歳とかはどこの高校行くんだろう?」
135:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/20(火) 15:42:36.31 ID:9+ocRRVm0
あかり「うん、お姉ちゃんの行ってた学校なんだけどね」
千歳「ほんまか〜、あかりさん成績も十分やから前期募集でも受かる確率高いと思うでぇ〜」
櫻子「あかりちゃんが進学校ねぇ〜。向日葵もおっぱいばっかりに栄養使ってないで頭にも使えよ〜」
136:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/20(火) 15:43:35.19 ID:9+ocRRVm0
鈍足更新でもうしわけない
137:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/21(水) 14:46:14.59 ID:gJette2DO
まだ二年生なのに、あかりは私達とは違う道に行こうって考えてる。
それが思った以上に、ショックだったのかもしれない。
何でショックを受けているのか、それはよくわからなかったけど。
138:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 12:17:28.24 ID:hLj0OaUF0
結衣の指摘は間違っていない、いつも生徒会に行ってはアイスとかを食べて帰ってくるし、なかったらなかったで笑いながら帰ってくるのが私なのだ。
だから今回のように見るからに何かがあったみたいなことになってる私を見て、結衣が異変に気づくのは当然のことであった。
ちなつちゃんもやっぱり私が変であることは理解しているようであって、その視線を受けながら座る。
139:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 12:36:30.98 ID:hLj0OaUF0
結衣「へぇ〜、あかりが進学校ね〜」
ちなつ「あかりちゃん、確かに勉強できるからね〜」
結衣は何とも意外そうに、ちなつちゃんは淡白に感想を述べた。
140:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 12:48:55.26 ID:hLj0OaUF0
結衣「まったく、まるで中学生になったときみたいだな」
ちなつ「京子先輩って、こういう風になったことあるんですか?」
二人の言葉に耳を傾けながら、ふて寝を決め込むことにした。もう、なんだか疲れた。
141:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 13:14:02.61 ID:hLj0OaUF0
体を揺すられている気がして、靄がかかった意識が徐々にだけど覚醒していく。
綾乃「歳納京子、こんなところで寝ていると風邪引くわよ」
京子「あれ、なんで綾乃が………」
142:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 13:33:01.65 ID:hLj0OaUF0
部室から校門までの道は思った以上に静かだった。風で木々がざわめく音もなくて、他に歩いている生徒もあまりいない。
歩きながらあかりのことを聞いてみようか考えてみたが、隣の綾乃はなんだか緊張しているみたいにときどきこっちを見ては目を逸らすなんてことを繰り返してる。
なんでそんなことになってるのかなんて知らないけれど、なんだかそれは可愛く見えた。
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