過去ログ - アンリ士郎「あ、次の試合いつだっけ。」 嫁ライダー「安価で決めましょう」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北)[sage]
2011/12/07(水) 21:51:07.48 ID:VnOctZnAO
そんな事言われてもな。


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 22:39:13.14 ID:VEWRkLAZ0
 天井から、扇風機のはっきりしない風が降りてくる。
 音ばかり大きくて回転がのろいから、三枚の鉄製の羽根のかたちがぼんやりとみえる。
 涼しくもなんともない。風を送る以外の目的で回っているとしか思えない。
 羽根の先に、一匹の銀蝿が平気で止まっていた。
 はじめは死んでいるのかと思ったが、さっき一度離れて窓のほうへ行き、
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 22:40:38.67 ID:VEWRkLAZ0
 全体がくすんだ緑色の空間だ。
 ここは空間構成のステージプログラム、その19からなる組成の一角がそれぞれ駅という形で造られている。

 
 ここはSL機関車の客室の中。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 22:42:38.40 ID:VEWRkLAZ0
 ハサンに舌を巻かせたのは、セラフの周囲に張りめぐらされている警備体制だった。
 最初のそれは、施設を取り巻いている淡い電光色が走る床面だった。
 百メートルほどの幅で、ベルト状に施設を囲んでいるのである。
 対人触圧反応装置という名称で知られている警備方法だろう。
 人間がこの地帯に足を踏み入れると、その体重が建物の警報を鳴らせるのだ。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 22:43:25.31 ID:VEWRkLAZ0
 川面までは三メートルほどの深さがあった。両岸が、垂直に切り立った固い魔力壁で補強されているのである。
 ハサンはその魔力壁にぶら下がり、手を放した。
 腹が魔力壁をずり、その体が黒い水に呑まれていった。
 ほとんど音を立てない泳法だ。ハサンの痩せた体が、水のなかで魚のようにうねった。

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 22:49:16.12 ID:VEWRkLAZ0
 ハサンの視線は、タービン施設の屋上に建てられている塔に釘付けにされていた。
 
 男が立っていた。
 現代風のブランドスーツを来た壮年の男。
 自分を見る視線はどこまでも冷ややかに、虫けらを見下すかのようだ。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 22:59:12.31 ID:VEWRkLAZ0
ともだち「あ〜あやられちゃった」

 少し残念そうにハサンの末期を見届けたともだちは被りを振って嘆息した。
 延々と続くアプローチと考察。
 17度目の作戦の失敗に、大して気落ちもせず隅の冷蔵庫まで歩いて瓶ラムネを取り出す。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[sage]
2011/12/07(水) 23:02:27.76 ID:ZVAjQwSw0
アンリ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/12/07(水) 23:02:29.63 ID:jfYXGQLK0
一方、シリアスとは無縁のほのぼのアンリグループ


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 23:11:59.08 ID:VEWRkLAZ0
モルガンのロッカー部屋


アンリ士郎「2回戦の相手が決まった……から掲示板集合……だて」

以下略



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