過去ログ - とある神父と禁書目録
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61:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:38:41.75 ID:l5SKq28Z0


ステイルは真に狩るべき『魔女』――――『神浄』と向き合った。
それは棒を持って玉座に就いた、鷹頭の神の姿をしていた。

以下略



62:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:40:13.91 ID:l5SKq28Z0


残された利き腕一本で、邪魔くさいシャツを引き破って脱ぎ捨てる。
親指の先をガリ、と噛みちぎった。
あふれ出る赤。
以下略



63:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:41:06.85 ID:l5SKq28Z0


    オ シ リ ス
『人が神に隷属する時代』を終わらせる存在が最後に紡ぐ神託は、何の因果か。

以下略



64:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:42:32.67 ID:l5SKq28Z0



対峙する『人間』が示す意志は、単純明快。

以下略



65:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:43:26.87 ID:l5SKq28Z0



                         ツァラトゥストラ
                          神は死んだ
以下略



66:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:44:14.14 ID:l5SKq28Z0


男の消失したはずの左肘から先が“生えた”。
刻一刻と男の命のしずくが失われていた穿から、豪と火の手が上がる。
全身の皮膚の裏側から、血液を燃やしたような焔が産声を上げる。
以下略



67:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:46:47.29 ID:l5SKq28Z0

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女は世界がかたちを変える正にその瞬間を、無為に見送るほかなかった。
以下略



68:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:48:26.20 ID:l5SKq28Z0


それでも女は指一本動かせなかった。
ならば己はいま、何を為すべきなのか。

以下略



69:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:49:19.25 ID:l5SKq28Z0


考えれば考えるほど、心が身動きを取れなくなっていく。
その間にも時計の針は休むことを知らず、正確に己が役目を果たしている。
女が一度は『無限の愛』を傾けた尊い世界が、生まれ変わるために死んでいく。
以下略



70:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:49:57.15 ID:l5SKq28Z0


「しなないで、すている」


以下略



71:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:50:30.36 ID:l5SKq28Z0





以下略



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