過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
↓ 1- 覧 板 20
61:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:16:45.59 ID:c1MFS++20
10:00 とある高校体育館 2時間目の授業
土御門が戻ってきた。目立った外傷はなかったが、食蜂が悪い奴だと言う記憶は無くなっていた。
上条は土御門の頭を触って(正常に戻るかは分からなかったが)記憶を戻そうとしたが、
62:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:18:52.36 ID:c1MFS++20
食蜂『あのね。実は今までの事全部、御坂さんに命令された事なの』
上条『……意味が分からねぇ。御坂は関係ないだろ』
食蜂『それがあるのよ。あんまり言いたくなかったけど、御坂さんはあなたの事が好きだった』
63:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:20:20.12 ID:c1MFS++20
食蜂『分かったでしょ?私は被害者なの』
上条『……違う。どんな形であれ、お前は洗脳を実行した時点で共犯者だ。被害者面すんな』
食蜂『……ごめんなさい』
64:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:22:43.88 ID:c1MFS++20
15:48 学舎の園前
上条「御坂の奴遅いな」
昼休みに電話をして、15:40分にここで待ち合わせる約束を取り付けた。
65:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:25:36.38 ID:c1MFS++20
16:03 上条と一方通行が激突した操車場
急いで操車場にやってきた上条の目に飛び込んできたのは、
この季節にはまだ少し早い、Tシャツにホットパンツで帽子を被っている人間だった。
腰にはウエストポーチらしきものが巻いてある。顔は見えないが、束ねられている栗色の髪は見えていた。
66:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:27:34.18 ID:c1MFS++20
御坂「しぶといわね。伊達に不幸を味わってきたわけじゃないってことかしら」
上条の左手からは、それほど多くない鮮血が流れていた。投擲されたナイフを咄嗟にキャッチしたからだ。
御坂「さあ、まだまだこれからよ」
67:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:29:22.54 ID:c1MFS++20
御坂「やったかな?」
地面に着地した御坂は呟く。周囲に上条の姿は見当たらない。
御坂「……案外、呆気なかったわね」
68:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:32:40.34 ID:c1MFS++20
上条「どうしても……戦わなきゃ駄目なのか?」
御坂「別に戦わなくても良いわよ。大切な人と、アンタ自身が死ぬのをよしとするのなら、ね!」
ナイフ10本、レール11本、コンテナ4個が宙を舞い、一斉に上条へ向かって行く。
69:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:34:51.75 ID:c1MFS++20
御坂「はぁ……いくらなんでもしぶとすぎ……」
爆発の中心に居ながらも、上条が生きている事を反射波から感じ取った。
案の定、瞳は澄んだ青に変わって右拳を握っている上条が、超高速で迫ってきた。
70:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:35:57.72 ID:c1MFS++20
御坂「はぁ……はぁ……」
能力を全開で行使してきた御坂の体力に、限界が近づいていた。
御坂(何なのあの馬鹿。あれだけ動きまわってボコボコにされて、未だに息一つ乱してない)
71:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:38:03.05 ID:c1MFS++20
上条「ふぅ……ふぅ……」
上条は息を切らしながらも、仰向けに倒れている御坂のもとに辿り着いた。
上条「あとは……頭を触れば……」
533Res/837.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。