過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
1- 20
66:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:27:34.18 ID:c1MFS++20
御坂「しぶといわね。伊達に不幸を味わってきたわけじゃないってことかしら」

上条の左手からは、それほど多くない鮮血が流れていた。投擲されたナイフを咄嗟にキャッチしたからだ。

御坂「さあ、まだまだこれからよ」
以下略



67:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:29:22.54 ID:c1MFS++20
御坂「やったかな?」

地面に着地した御坂は呟く。周囲に上条の姿は見当たらない。

御坂「……案外、呆気なかったわね」
以下略



68:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:32:40.34 ID:c1MFS++20
上条「どうしても……戦わなきゃ駄目なのか?」

御坂「別に戦わなくても良いわよ。大切な人と、アンタ自身が死ぬのをよしとするのなら、ね!」

ナイフ10本、レール11本、コンテナ4個が宙を舞い、一斉に上条へ向かって行く。
以下略



69:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:34:51.75 ID:c1MFS++20
御坂「はぁ……いくらなんでもしぶとすぎ……」

爆発の中心に居ながらも、上条が生きている事を反射波から感じ取った。
案の定、瞳は澄んだ青に変わって右拳を握っている上条が、超高速で迫ってきた。

以下略



70:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:35:57.72 ID:c1MFS++20
御坂「はぁ……はぁ……」

能力を全開で行使してきた御坂の体力に、限界が近づいていた。

御坂(何なのあの馬鹿。あれだけ動きまわってボコボコにされて、未だに息一つ乱してない)
以下略



71:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:38:03.05 ID:c1MFS++20
上条「ふぅ……ふぅ……」

上条は息を切らしながらも、仰向けに倒れている御坂のもとに辿り着いた。

上条「あとは……頭を触れば……」
以下略



72:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:40:03.62 ID:c1MFS++20
御坂「形勢逆転……ね」

仰向けに倒れている上条の体を、御坂は連続で踏みつける。
腕、脚、腹に胸に顔に――御坂の足が縦横無尽に上条の体を蹂躙していく。
貫かれた左脇腹からは、血が溢れる。
以下略



73:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:41:23.39 ID:c1MFS++20
御坂「とう……ま……?当麻!」

上条の体が急速に冷えていっている。息はしているようだが、このままだとマズい。

御坂「当麻……痛っ!」
以下略



74:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:42:15.51 ID:c1MFS++20
上条は目を覚ました。状況を把握する為に、目だけを動かして辺りを見回す。
どうやらここは病室で、時間は正午を過ぎた辺りのようだ。

上条(ん……)

以下略



75:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:44:00.87 ID:c1MFS++20
1分後くらいに、ナースと『冥土帰し』(ヘブンキャンセラー)がやってきた。そして開口一番、

「君、約3日間も眠っていたんだよ?」

そんな事を言い出した。
以下略



533Res/837.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice