過去ログ - まどか「勇気を」
1- 20
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:07:32.16 ID:hECzvffYo

「まどか、大丈夫?」

「うん、なんとか」

以下略



233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:08:38.89 ID:hECzvffYo

とぼとぼと夜の街を歩く。
足取りは重い。
電灯の落とすわたしたちの影は長く伸びて、仄かな明かりの中に、黒々とした威圧感を放っている。

以下略



234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:10:57.99 ID:hECzvffYo


「ッ動けバカ!」


以下略



235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:11:31.17 ID:hECzvffYo


「おっけーまどかは遠距離ね。援護しっかり頼むよ」


以下略



236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:13:23.13 ID:hECzvffYo

ただし、現実は全く甘くなかった。
初めて戦う敵としては、どうやらこの魔女は、破格に強かったらしい。
影の密度はいつまで経っても衰える気配を見せない。
地面を走って近付く事はおろか、そもそも回避行動を続けるだけで精一杯だった。
以下略



237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:14:18.00 ID:hECzvffYo


「余所見してんじゃないよ」


以下略



238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:15:44.28 ID:hECzvffYo

「杏子ちゃん、すごいね」

「そりゃどーも、伊達に長く戦ってないから」

以下略



239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:17:27.89 ID:hECzvffYo

声にならない声が口から漏れ出る。
影の嵐は止んでいた。
影は形を貰い、まるで生きているように木の枝の体を取って蠢いていた。

以下略



240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:18:00.62 ID:hECzvffYo

でも、杏子ちゃんはまだ辿り着いていなかった。
斬り落としたのはさやかちゃんだった。
左腕だけで器用に剣を扱い、四方から襲い掛かった黒い蔦をバラバラにした。

以下略



241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:19:05.52 ID:hECzvffYo


「まどか、杏子、ケガない?」


以下略



242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:19:58.65 ID:hECzvffYo


「痛くないんだ。でも、寒いとか、何かが抜けていくとか、そういう感覚はあるんだ」


以下略



428Res/302.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice