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2012/01/12(木) 23:07:26.04 ID:Z92gKdK4o
そしてわたしには、まだ残った仕事がある。
それをこなさなければ、終わりとは言えないだろうから。
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2012/01/12(木) 23:08:17.33 ID:Z92gKdK4o
抵抗する概念はない。
ただ、抵抗する力は、あった。
ソウルジェムは押し戻される。
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2012/01/12(木) 23:09:07.43 ID:Z92gKdK4o
見れば他のみんなも、全く同じ顔つきをしていた。
みんなにはみんなの生活があるから、と思っていたけれど。
どうやらこれでは、連れて行かないほうが恨まれてしまいそうで。
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2012/01/12(木) 23:10:37.79 ID:Z92gKdK4o
「僕は、帰るとしよう」
「キュゥべえ」
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2012/01/12(木) 23:11:10.62 ID:Z92gKdK4o
「助けてもらったから」
「本当に不思議な存在だね、君たちは」
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2012/01/12(木) 23:11:56.64 ID:Z92gKdK4o
【Side:美樹さやか】
仁美と一緒に避難者の帰りを待って、待ち人を見つけて、そして真っ先にやったこと。
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2012/01/12(木) 23:12:27.67 ID:Z92gKdK4o
呆けた顔の後に呆れ返った顔。
それでも恭介は、頷いて、約束すると言ってくれた。
まだ心臓のバクバクが収まらない。
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2012/01/12(木) 23:13:12.51 ID:Z92gKdK4o
【Side:巴マミ】
近所の花屋で買った花束を抱えて、訪れた先には先客が居た。
408:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 23:13:46.73 ID:Z92gKdK4o
朗らかに笑う彼女も、やはり献花に来ているのだろう。
彼女の家族のお墓がここにあるとは知らなかったけど。
私の気も知らず、彼女は墓に花を供えていく。
意外にも手馴れたものだった。
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2012/01/12(木) 23:14:20.30 ID:Z92gKdK4o
【Side:鹿目まどか】
みんなと待ち合わせた橋の上。
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2012/01/12(木) 23:14:53.89 ID:Z92gKdK4o
「この子も、きっとわたしたちのこと、必死に助けてくれたんだ」
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