過去ログ - 知久「今日はほむほむの特売日だ」
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691:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:29:35.65 ID:JnDIout0o
まどか「実はね、ほむほむと似たような種に…まどまど、さやさや、あんあん、まみまみなんてのがいるんだ」
ほむら「そう」
さやか「一応他にもまだいるんだけど、今大切なのはまどまどと、『ほ食種』と呼ばれるさやさや、あんあん、まみまみ。
まどまどはほむほむと番になることができるんだ。あとの三種はほむほむやまどまどを食べるんだよ」
692:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:30:05.09 ID:JnDIout0o
ガコンと軽く振動してから、上に昇っていく感じが足元から伝わってくる。
ついに、ミタキハラカルトと出会える。
どのような場所なのか、少しだけ好奇心が湧き、冷徹な感情に押しつぶされる。
いよいよドアの隙間から光が漏れてきた。この目に焼き付けて、殺して、もう一度戻そう。
そうすればまた…また、優しいまどかと元気なさやかに会える。そう信じたい。
693:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:30:31.13 ID:JnDIout0o
中に入ると、手縫いの頭巾を被った女性が近くでまどまどを虐待していたので、そちらを見させていただく。
昭和からタイムスリップしてきたのかと聞きたかったが、おそらく、昭和でも似たような風景が見られていたのだろう。
今、私は本当にタイムスリップしているのかもしれない。
まどか「これがまどまど。私そっくりでしょ」
ほむら「ええ…確かに。鹿目まどか、だから、まどまど?」
694:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:31:04.83 ID:JnDIout0o
ほむほむ「ホムゥ・・・ホム・・・?ホムギャーーー!」ン・・・エ?イタアアアイ!
まどか「……」チクッ
ほむほむ「ホギャァァァァァ・・・―――」ピクピク
まどかが早速ほ虐を実演すると言うので、付き合ってみた。
695:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:31:38.50 ID:JnDIout0o
まどか「じゃ、はい、ほむらちゃん」
ほむら「え?」
まどか「もしほ虐をしたいなら首をねじ切って。ここまでなら、そのままにしておいて。
流石に…あそこまで言ったんだから、この辺で終わりにしておいた方がいいと思うんだ」
696:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:32:04.57 ID:JnDIout0o
地下故に時間の経過が体感できず、さやかがそろそろ帰ろうと呼びかけた時には既に6時を過ぎていた。時間が過ぎ去るのは本当に早い。
外に出るともう陽は沈み真っ暗になっていたが、心の中は不自然に暖かかった。
まどか「今日は遅くまで付きあわせちゃってごめんね。でも、ほむらちゃんがほ虐を好きになってくれて良かった」
ほむら「別に好きじゃないわよ。毛嫌いするほどのものではなかったというだけ」
697:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:32:30.92 ID:JnDIout0o
あれから半年。肌寒い季節が顔を見せ、コートを着る人もちらほらと出始める。
願いを否定してしまった故、ループもできなくなった私は、本気でワルプルギスを撃破しようと考えた。
同じ街にいる美国織莉子、呉キリカ、巴マミ、隣町の佐倉杏子に下手に出ながら協力を要請する。
まどかの姿をしたナニカを[ピーーー]事は躊躇いがあった。だから、織莉子とキリカの説得には苦労したものだ。
698:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:33:12.58 ID:JnDIout0o
終わりです
ほむほむを虐めるのがほむらってのも面白そうだなーと思って
699:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)
2012/01/29(日) 15:27:48.76 ID:ZrI5QBNw0
文章力がハンパじゃない
面白かった乙
700:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/01/29(日) 15:28:40.25 ID:CEkgm+uzo
乙です。素晴らしい
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