101:にゃんこ[saga]
2012/02/09(木) 19:50:38.58 ID:IyRJsiHu0
「分かってますよ、律先輩……。
練習嫌いな律先輩ですけど、
ドラムが好きなんだって事は私だって分かってます。
腕が落ちてるかもって律先輩から聞いて、
さっきは驚きましたけど……、不安だったんですけど……、
102:にゃんこ[saga]
2012/02/09(木) 19:51:09.83 ID:IyRJsiHu0
「なあ、梓」
もう一度、私は梓に向けて声を掛けてみた。
今度は梓も私の方に顔を向けてくれた。
103:にゃんこ[saga]
2012/02/09(木) 19:51:45.01 ID:IyRJsiHu0
「いいですね、セッション!
私、すっごく楽しみです! 上達した私の腕前、律先輩にも見せてあげます!
あ、でも……」
104:にゃんこ[saga]
2012/02/09(木) 19:53:22.44 ID:IyRJsiHu0
◎
105:にゃんこ[saga]
2012/02/09(木) 19:56:32.92 ID:IyRJsiHu0
今回はここまでです。
応援ありがとうございます。
前回も読んで頂けている方が多くて、嬉しいです。
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/09(木) 20:34:40.44 ID:yxR9WzYEo
乙
107:にゃんこ[saga]
2012/02/11(土) 19:21:45.48 ID:5i+gli3V0
不意に梓が私と繋いでいた手を名残惜しそうに離した。
どうも憂ちゃんと純ちゃんに、私達が手を繋いでる事に気付かれたかららしい。
唯に気付かれた時にはあんまり気にしてなかったみたいだけど、
同い年の親友に自分のそんな姿を見せるのは、流石の梓も少し恥ずかしいみたいだ。
頬を少し染めながら、梓は純ちゃん達の近くの席に腰掛けた。
108:にゃんこ[saga]
2012/02/11(土) 19:22:17.62 ID:5i+gli3V0
だけど、澪は自分から挨拶してくれた。
澪の性格じゃ相当に難しい事だったはずなのに、
いつもあいつを引っ張ってるはずの私よりも先に声を掛けてくれたんだ。
胸の中が一気に満たされる気がして、逆に息苦しくなる。
嫌な気分じゃない。
109:にゃんこ[saga]
2012/02/11(土) 19:23:31.17 ID:5i+gli3V0
個人によって温度差のある生徒会室……。
その様子がどうにも滑稽で、気が付いたら私も笑顔になってしまっていた。
「うるさいザマスよ、唯ちゃん!
110:にゃんこ[saga]
2012/02/11(土) 19:23:57.64 ID:5i+gli3V0
◎
111:にゃんこ[saga]
2012/02/11(土) 19:24:23.62 ID:5i+gli3V0
友達の妹……、考えてみるだけでドキドキしてくる。
正直、どうしたらいいか、かなり戸惑う。
距離感が全然掴めないんだよな。
憂ちゃんはいい子だ。本当はもっともっと仲良くなりたい。
何だったら聡と憂ちゃんを交換しちゃいたい気持ちもあるくらいだ。
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