133:にゃんこ[saga]
2012/02/16(木) 19:24:50.31 ID:gBJIKPgz0
「うー……っと……。
何処に鍵置いたっけ……?」
呟きながら自転車の鍵を探す。
134:にゃんこ[saga]
2012/02/16(木) 19:28:14.90 ID:gBJIKPgz0
短いですが、今回はここまでです。
またよろしくお願いします。
135:にゃんこ[saga]
2012/02/18(土) 14:48:53.32 ID:9LZ3haPw0
突然。
私の部屋の扉がノックされた。
聡……?
一瞬だけそう期待したけど、そうじゃないって事はそのすぐ後の声から分かった。
136:にゃんこ[saga]
2012/02/18(土) 14:49:45.02 ID:9LZ3haPw0
「ごめんね、りっちゃん……」
「何がだ?」
137:にゃんこ[saga]
2012/02/18(土) 14:51:11.12 ID:9LZ3haPw0
悲しい事だけど、私は一つ思ってる事がある。
ムギはきっと完全には私達の絆を信じ切れてないんだと思う。
それはムギのせいじゃない。
どっちかと言うと、私達のせいかもしれない。
ムギはいつも皆に美味しいお菓子を食べさせてくれて、給仕までしてくれる。
138:にゃんこ[saga]
2012/02/18(土) 14:53:20.25 ID:9LZ3haPw0
「あ、それなんだけど、
私、りっちゃんのお家に入る前に気付いた事があるの。
多分、りっちゃんのお母さんの自転車だと思うんだけど、パンクしてたみたいだよ。
それでお母さん、今はりっちゃんの自転車を使ってるんじゃない?」
139:にゃんこ[saga]
2012/02/18(土) 14:54:41.84 ID:9LZ3haPw0
言い掛けたけど、その言葉は止めた。
ムギが妙に真剣な視線を向けて来ていたからだ。
ムギにそんな真剣な表情をされちゃったら、私だって真剣に返すしかないじゃないか。
140:にゃんこ[saga]
2012/02/18(土) 14:55:47.50 ID:9LZ3haPw0
今回はここまでです。
まだムギちゃんのお話は続きます。
大沖先生プッシュの回でした。
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]
2012/02/18(土) 17:35:43.92 ID:tKViPssc0
乙です
142:にゃんこ[saga]
2012/02/20(月) 18:09:02.55 ID:5SRVmQT60
◎
143:にゃんこ[saga]
2012/02/20(月) 18:09:29.66 ID:5SRVmQT60
悔しさを隠し切れないまま、私が母さんの自転車に乗り、
ムギが聡のマウンテンバイクに乗って、実家から飛び出していく。
最初は私が聡のマウンテンバイクに乗ろうかと思ってたんだけど、
ムギがマウンテンバイクに乗りたいみたいだったから、それはムギに譲った。
別に誰がどっちに乗ったっていいわけだしな。
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