過去ログ - 律「閉ざされた世界」
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222:にゃんこ[saga]
2012/03/10(土) 19:17:06.14 ID:AHpyqVlv0
気付けば、和が私に苦笑を向けていた。
『変な話を振っちゃったかしら?』って感じかな。
妙に食い付かれたけど、別に和が悪いわけじゃない。
梓も、まあ、ほとんど初めて出来た軽音部らしい会話にはしゃいじゃっただけだしな。
場を収めるためにも、私は梓の頭を撫でながら、大真面目な顔で皆に言った。
以下略



223:にゃんこ[saga]
2012/03/10(土) 19:17:41.26 ID:AHpyqVlv0
「私の案なんて無駄にしてくれてもいいですって!
それにさっき律先輩、その名前は駄目だって言ってたじゃないですかっ!」


「いやいや、よく思い出すんだ、梓。
以下略



224:にゃんこ[saga]
2012/03/10(土) 19:18:29.40 ID:AHpyqVlv0
「もっといい名前があると思うよね、憂っ?
憂の案もまだ聞いてないし、
憂の考えたユニット名も聞いておかないといけないよねっ?
ほらっ、憂の案を皆に教えてあげてっ!」

以下略



225:にゃんこ[saga]
2012/03/10(土) 19:19:40.57 ID:AHpyqVlv0


今回はここまでです。
長い会議でした。
また、次回もう少し話が進む予定です。


226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/10(土) 22:32:05.34 ID:4TQ842RT0
おつ


227:にゃんこ[saga]
2012/03/12(月) 14:14:18.41 ID:1/V17SaX0





以下略



228:にゃんこ[saga]
2012/03/12(月) 14:14:45.57 ID:1/V17SaX0
「ありがとな、和。
キーボード、引き受けてくれてさ」


少し照れ臭かったけど、それはもう一度和に伝えるべき言葉だった。
以下略



229:にゃんこ[saga]
2012/03/12(月) 14:15:15.20 ID:1/V17SaX0
でも、照れ臭さや緊張で言ったら、
私のなんて和の数分の一にも至ってないだろう。
『感謝してる』って話してくれながらも、和の表情はやっぱり少し不安そうだ。
私は五右衛門風呂に漬けていた腕を出すと、和の頭に軽く手を置いた。

以下略



230:にゃんこ[saga]
2012/03/12(月) 14:15:47.60 ID:1/V17SaX0
二人で顔を近付けて笑う。
そういや、和にチョークスリーパーを掛けるのは初めてだ。
一緒に風呂に入るのも初めてだよな。
私と和は友達だけど、何故かそういう一線があった。
いや……、ひょっとすると私のせい……かな……。
以下略



231:にゃんこ[saga]
2012/03/12(月) 14:17:14.14 ID:1/V17SaX0
「大丈夫だよ、和。
ムギはきっと分かってくれると思う。
ムギは皆の気持ちを分かってくれてる、私達の大切なキーボードなんだ。
私達の気持ち、きっと分かってくれると思う。
そんな事は無いと思うけど、
以下略



232:にゃんこ[saga]
2012/03/12(月) 14:18:33.37 ID:1/V17SaX0


今回はここまでです。
和ちゃんのお風呂シナリオのはずが重くなりそうです。


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