34:にゃんこ[saga]
2012/01/22(日) 18:50:50.87 ID:ybIj+qay0
「どういたしまして」
和が小さく微笑む。
とても素敵な笑顔だと思った。
35:にゃんこ[saga]
2012/01/22(日) 18:51:28.68 ID:ybIj+qay0
「まず私が考えたのはパラレルワールドの存在ね。
私達の世界とは別の可能性の並行世界。
いくら律でもパラレルワールドくらいは知ってるでしょ?」
36:にゃんこ[saga]
2012/01/22(日) 18:51:57.39 ID:ybIj+qay0
そうなると、こうなるのか?
(使用前)
37:にゃんこ[saga]
2012/01/22(日) 18:55:35.76 ID:ybIj+qay0
今回はここまでです。
和ちゃんの出番が長いですが、今の所ヒロインの予定はありません。
すみません。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2012/01/22(日) 19:30:24.53 ID:qeP7A+4mo
ワロタ
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/22(日) 19:54:04.46 ID:MCPycbZDO
つまり死亡フラグか
乙
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/22(日) 22:52:12.15 ID:S2TWzP5Io
続きが気になる
41:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:42:53.66 ID:d2TFKSm50
学校の屋上に私の突っ込みが響く。
何だったんだよ、今までの前振りは……。
からかわれたのかと一瞬思ったが、和の表情を見る限りそうでもなさそうだ。
大体、和はあんまり冗談を言うタイプじゃないし、特に今は真面目な話をしている時だ。
ちなみに私の突っ込みについては熱くスルーされてるし。
42:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:43:21.39 ID:d2TFKSm50
「そりゃそうだよな……。
パラレルワールドには無限の可能性があるって言っても、
人も生き物も居ないのに、建物だけがそのままある世界なんてそりゃ変だよ。
よくよく考えてみりゃ、この世界には学校だけじゃなくて、町も私達の家もあるんだし。
誰がこの町を作ったんだ。誰がこの町に住んでたんだって話だよな」
43:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:43:55.61 ID:d2TFKSm50
「律」
不意に和が私の右頬に手を置いた。
私は不安を隠し切れない視線をどうにか和に向ける。
44:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:44:22.68 ID:d2TFKSm50
屋上で笑顔を向け合う二人……。
まさか和とそんな関係になれるなんて、初めて会った時には想像もしてなかった。
唯の友達にしては真面目そうな子だな、ってのが初対面の時の印象だったしな。
言葉は悪いけど、気は合わないだろうな、って思ってた。
和が悪いわけじゃないけど、私の性格とはどうも合いそうにない気がしたんだ。
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