61:にゃんこ[saga]
2012/01/28(土) 14:38:38.09 ID:5EkQnNsE0
「律先輩、純にパジャマ着せるの手伝ってもらえますか?」
「あいよ、了解」
62:にゃんこ[saga]
2012/01/28(土) 14:39:06.37 ID:5EkQnNsE0
私はちょっとだけ期待して、純ちゃんの顔に視線を向けてみる。
もしかしたら、今の蹴りで純ちゃんが目を覚ましたんじゃないかと思ったからだ。
でも、残念ながらと言うべきか、予想通りと言うべきか、
純ちゃんは相も変わらずに寝息を立てて、それはそれは気持ち良さそうに爆睡していた。
こりゃ本気で筋金入りの寝太郎(眠り姫?)だ。
63:にゃんこ[saga]
2012/01/28(土) 14:39:32.44 ID:5EkQnNsE0
◎
64:にゃんこ[saga]
2012/01/28(土) 14:40:22.57 ID:5EkQnNsE0
「え……? 私……?」
私は思わず呟いてしまう。
純ちゃんは私の言葉に頷くと、近付いて来て私の手のひらを握った。
65:にゃんこ[saga]
2012/01/28(土) 14:42:44.61 ID:5EkQnNsE0
今回はここまでです。
純ちゃんやっと起きた。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2012/01/28(土) 17:24:29.71 ID:Er/PNLSzo
乙
67:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:42:03.67 ID:Z8DHpmFV0
◎
68:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:43:19.90 ID:Z8DHpmFV0
流石に全員と同じ会社に就職するって事は無いだろうし、
バンドでプロデビュー……なんて事もとりあえずは無さそうだ。
ひょっとしたらプロデビューは出来るかもしれないけど、
それで食べていけるようになるかどうかはまた別の話だしな。
つまり、卒業後に私達が別々の道を歩いて行く事になるのは、ほとんど確定に近い。
69:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:43:46.17 ID:Z8DHpmFV0
「ちょっと、純……。
大変な物がある場所って、オカルト研なの?」
「そうだよ。何かおかしい?」
70:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:44:19.33 ID:Z8DHpmFV0
「いや、そうとも限らないぞ、梓。
胡散臭いのは認めるけど、こんな状況なんだからな。
何があっても、その何かの原因がオカルト研の中の何かでも、おかしくないんじゃないか?
少なくとも私はそう思うぞ?」
71:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:44:49.71 ID:Z8DHpmFV0
「心配すんなって、梓」
安心出来たせいか、自分でも驚くくらい優しい声が出ていた。
本当は梓以上に私が不安がってたのかもしれない。
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