457:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 22:18:59.60 ID:0BhObzPWo
>>455
>>456
※※※注意事項※※※
容量は1レスは30行、1行は全角128文字まで(50字程度で改行してください)
お題を貰っていない作品は、まとめサイトに掲載されない上に、基本スルーされます。
458:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 22:20:03.97 ID:0BhObzPWo
途中送信
ということなので別に平気じゃないでしょうか
459:卒業式(お題:パイプ椅子) ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:25:01.90 ID:wtElJCM/o
投下します
460:卒業式(お題:パイプ椅子) ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:27:30.83 ID:wtElJCM/o
目を覚ました男の目に最初に飛び込んできたのは見覚えのある校章だった。
左右に暗幕の束を携えた舞台の上方に、その校章は掲げられている。
舞台の上は閑散としており、ありがちな表彰台だけがぽつりと置かれていた。
舞台から少し左へ目を逸らすと、そこには校歌の書かれた木の板が壁に掛けられている。
何故それが校歌だとわかったかというと、男はその歌詞に見覚えがあったからだ。
461:卒業式(お題:パイプ椅子) ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:29:37.87 ID:wtElJCM/o
体育館には扉が三つあったが、そのどれもが硬く閉ざされていた。
体育館の半面を四角く描くように歩き再びパイプ椅子へ戻る。
答えは未だ出ない。
疑問はどのようにしてここまで移動して来たのかという所に帰結した。
この体育館があるはずの場所は男が暮らしていた街からは遠く離れていた。
462:卒業式(お題:パイプ椅子) ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:30:35.31 ID:wtElJCM/o
思い返してみれば実に碌でもない人生だった。
男は天井の照明を目を細めて見つめながら小さくため息をついた。
「気分はどうですか?」
突然背後から甲高い声が聞こえた。
慌てて振り向くと、どこから現れたのか一人の少年が佇んでいた。
463:卒業式(お題:パイプ椅子) 4/5 ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:32:18.21 ID:wtElJCM/o
「お前は、何者なんだ。俺は、どうしたら良い」
駄目で元々と、男は再び少年に問いかけてみる。
「ぼくからは何も言う事は出来ません」
少年の肩が微かに上下した。
「ただ、ぼくはとても残念です。あなたはこんなところで何をしているんですか?」
464:卒業式(お題:パイプ椅子) 5/5 ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:33:18.47 ID:wtElJCM/o
目を覚ました男の目に最初に飛び込んできたのは見知らぬ天井だった。
しかしながら白く無機質なそれに男は心当たりがあった。
白いベッドに白い布団、薄花桜色の病院着。
傍らに立てられた点滴の管は男の左腕へと続いていた。
その隣にはパイプ椅子に座った初老の女性がこくりこくりと首を揺らしながら眠っている。
465: ◆Qfu.mTwFskGG[sage]
2012/06/01(金) 09:35:08.43 ID:wtElJCM/o
以上です
最初番号付け忘れてて、途中から苦し紛れで付けてるけど意味ないよね
本当スミマセン
感想とお題モトム
466:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/01(金) 18:11:05.64 ID:ZBdR5mc6o
>>459
読んだ。読解力がなくて何度も読み直してしまった
最後の文章の
>自分の同じあの日の少年
は、自分が写っている写真に「あの日の少年」が写っていたのか
467:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/01(金) 18:13:31.46 ID:ZBdR5mc6o
↑
ごめん訂正
>自分の同じあの日の少年×
>自分と同じあの日の少年○
指摘しておいて書き抜く文章間違えるなんて……とんだ失礼してしまいました
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