13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:40:37.59 ID:7mExSTOs0
「あのとき、特記事項があるから、卒業までに考えればいいって言ったと思う。でも、あと半年ぐらいで
卒業するんだから、そろそろ作戦を決めておかないとと思ってたんだ。」
ほい、と湯飲みを渡す一夏。ところがシャルは気が動転したまま湯飲みを受け取ってしまったものだから、
湯飲みの熱さまでは気が回らず、思い切り湯飲みを握ってしまった。放り出してしまった湯飲みの中身は、
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:43:11.51 ID:7mExSTOs0
改行にむらあり。修行が足りません。
冷水から腕を放した一夏は濡れた腕を拭きつつ話を前に戻した。布越しに伝わる淡い感触は頭の隅に
追いやるとして、今考えなければならないのは、シャルの胸が柔らかすぎた件について、もとい、
近い将来についてだ。デュノア社に背いたことで訴えられる可能性がある限りは、何らかの手だてを
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:44:59.80 ID:7mExSTOs0
「いっそ、IS学園の教官になるというのは。」
「!!」
出任せのつもりで一夏は言ってみたが、もしかするとがあるかも知れない。シャルほどの器用さと
実力を兼ね揃えていれば、教官は無理だとしても、助手くらいはできる。幸い、毎年の
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:46:55.29 ID:7mExSTOs0
朝食を一夏と摂ったシャルは、一夏の部屋で話したとおり、学園の事務所に足を延ばした。
担当の先生は不在だったが、申し込むための書類がいとも簡単に出てきて少し拍子抜けしたぐらいだった。
悪いことが起こるかも、いや、そんなこと無い。今までが悪すぎたんだから、これくらい
あってもいいよね、と自分に言い聞かせ、もらった書類をノーブラな胸に抱き、部屋へ急いだ。
部屋に戻るとラウラがなんだかそわそわしていた。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:49:42.79 ID:7mExSTOs0
では、続きは明日以降に。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/02/07(火) 00:52:42.14 ID:+ztjDKOVo
乙
期待してる
もう少し改行が細かいか1レスの字数が少ないと読みやすいかも。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/02/07(火) 03:14:14.75 ID:+Ebx/8aOo
改行とかしてくれたら嬉しい
ところで、原作読んだことなくても大丈夫か?
アニメだけしか見てないんだが
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/07(火) 14:42:22.92 ID:fpPoY24IO
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
ヽ(`・ω・´)ノ
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/07(火) 23:39:44.07 ID:ZEnZWqzQ0
応援有り難うございます。なるほど、改行がミソですか。
信じられなかった。何かの間違いであって欲しかった。折角、希望が見えてきたのに、こんな仕打ちを
神様はするのだろうか。しかし、事実は淡々と語られる。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/07(火) 23:41:12.85 ID:ZEnZWqzQ0
sage忘れ失礼
シャルは声が出なかった。淡々と続ける次官の声に耳を傾けるのが精一杯であった。
学園に行くことも絶たれ、唯一の身内が逮捕され、この瞬間、シャルは一人になって
しまった。そして追い打ちがかかる。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/07(火) 23:42:39.35 ID:ZEnZWqzQ0
「貴女には一刻も早くデュノア社に戻っていただかないといけません。これはフランス政府の決定です。
デュノア社は一時的に国営となり、IS開発を続けますが、父君の息が掛かった研究者は軒並み粉飾決済に
関わっていたため逮捕され、基幹を支える人間が貴女だけとなってしまいました。よって、可及的速やかに
研究室に入った頂きます。」
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