過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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2012/02/06(月) 22:31:02.51 ID:+wjtvPzp0
という訳でSOS団は夏合宿に向かうべく日本を発った。
今回の合宿は朝比奈さんだけ欠席。
なんでも親友の鶴屋さんと二人で秘密のアルバイトをしているそうだ。
残りの四人はまずイタリアに入り、そこで安い中古車を購入する事にした。
古泉「お待たせしました 中古のフィアットが格安で手に入りましたよ」
以下略
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2012/02/06(月) 22:36:49.09 ID:+wjtvPzp0
フィアットに乗った四人はハルヒの運転でカリオストロ公国に入った。
ところが安物の悲しさ、ものの一時間も走らないうちにタイヤがパンク。
ジャンケンで負けたキョンがタイヤ交換をするハメになった。
キョン「何だ このスペア丸坊主だ」
ぶつぶつ言いながら作業するキョン。
以下略
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2012/02/06(月) 22:41:02.24 ID:+wjtvPzp0
ハルヒは持ち前の反射神経と運転技術でたちまち二台に追いついた。
やがて道路は切り立った断崖の上に出た。その下は湖である。
キョン「あの黒塗りムチャクチャだ! 花嫁の車にバンバンぶつけてるぞ」
ハルヒ「面白くなってきたわね」
古泉「涼宮さん あまり無茶をされては…」
以下略
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2012/02/06(月) 22:46:06.14 ID:+wjtvPzp0
花嫁のシトロエンに追いついたハルヒは警笛を鳴らした。
しかしシトロエンはそのままトロトロと走りつづける。
ハルヒ「変ねえ」
古泉「気絶してるんですよ」
キョン「このままじゃ崖から落っこっちまうぜ」
以下略
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2012/02/06(月) 22:51:01.27 ID:+wjtvPzp0
車から降りたハルヒたちは走ってシトロエンを追いかけた。
長門(あのシトロエン・2CVはハンドルもブレーキも壊れている)
長門(このままでは古泉一樹が崖下に転落してしまう)
長門(幸い涼宮ハルヒはシトロエンに注目していて私の方を見ていない)
長門はすぐ横の崖を飛び降りて湖岸に着地した。
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2012/02/06(月) 22:56:45.33 ID:+wjtvPzp0
古泉は花嫁を抱えると、踊り場から続く道を下りていった。
歩きながら花嫁をじっと観察する。
古泉(間違いない クラリス姫だ それにしても何という美しさ)
下りる途中でクラリスが目を覚ました。
クラリス「いやっ 放して!」
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2012/02/06(月) 23:01:23.35 ID:+wjtvPzp0
崖の上ではハルヒたちが下に降りる道を探していた。
ハルヒ「もう こんなときに有希ったら どこに行ったのかしら」
キョン「野グソかもしれないぜ 戻ってもあんまり追求してやるなよ」
長門「野グソではない」
キョン「うわっ! どっから出てきたんだ」
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2012/02/06(月) 23:05:58.23 ID:+wjtvPzp0
予約していた宿は湖が一望できる場所にあった。民家の二階を借りる形式だ。
部屋の窓から対岸のカリオストロ城が見える。
城からはローマ時代の水道橋がこちらの岸まで湖を横切るように伸びていた。
その水道橋の終点あたりに巨大な時計塔がそびえ立っていた。
ハルヒ「さすが古泉君が手配しただけあるわ 眺めが最高ね」
以下略
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2012/02/06(月) 23:10:39.47 ID:+wjtvPzp0
時計塔の近くにあった城は廃墟同然の古城だった。
ハルヒ「遠くからでは分からなかったけどひどい有り様ねえ」
古泉「無人になってからそう古くはなさそうです」
キョンが足元に散らばる木炭を踏み潰す。
キョン「火事か…」
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2012/02/06(月) 23:16:57.11 ID:+wjtvPzp0
古城の庭を出ると湖に出た。時計塔の鐘の音が響く。
ハルヒたちをやり過ごして一人になった古泉は石橋のたもとに座り込んだ。
ぼんやりと宙を見つめている。あたりが夕陽に染まっていく。
いつのまにか古泉の向かいに長門が立っていた。
長門「夕食の時間」
以下略
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2012/02/06(月) 23:21:16.90 ID:+wjtvPzp0
オートジャイロがカリオストロ城の発着所に下りた。
コックピットから颯爽と降りた伯爵は飛行服のまま城に入る。
歩みを止めない伯爵の飛行服を執事のジョドーがたくみに脱がせて行く。
伯爵「ジョドー 不始末だな」
ジョドー「申し訳ありません 御婚礼衣装の仮縫いでございましたので―」
以下略
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