過去ログ - 鑢七実「ここは………どこかしら?」布束砥信「学園都市よ」
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838:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:59:26.28 ID:WQVl3/1X0
「これなら、姉弟水入らずの会話を聞かれる心配も無いわね」

「…………」


以下略



839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:00:18.70 ID:WQVl3/1X0
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以下略



840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:01:45.55 ID:WQVl3/1X0
寝言ではなく、夢遊病患者ではないかと疑うほどの愚行だった。否定姫がやった事は、とがめと七花を含め、明らかにアイテム一同を逆撫でにする行為。

それをやった相手の陣地に堂々と丸腰でやってくるのは、爆弾テロをやったテロリストが武装警察にパンツ一丁で突っ込むようなものだ。すぐに射殺されるか、捕えられて拷問されるか、未来は目に見えている。

しかしそれは不気味だった。震えが臆病風に吹かれる。
以下略



841:訂正:フレンダは自分がより弱い人間であるが故[sage saga]
2013/02/15(金) 19:04:53.22 ID:WQVl3/1X0



この目の前にいる女が、途轍もなく恐ろしい怪物に見えてしまった。それには根拠はない。今までの経験と勘だけの、幻想だった。だが、それはどんな正確なデータよりも真実味が会った。

以下略



842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:07:17.74 ID:WQVl3/1X0
「それで目的は、私が罪悪感を感じて、そのちびっ子の様子を見に来てやった……。と、言ったら?」

「嘘つけ。貴様がそんな丸まった性根をしておらんことは一番この私が知っておる」

「そう。私はそんな人情と仁義に溢れる性格をしていないし、あんたが不満げな顔をして返してくることは、私は知っているわ。―――私の目的は、取引よ。そして、絹旗最愛をここまでぼろ雑巾にしたのは、その取引の為だけ。単純でしょう?」
以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:09:50.69 ID:WQVl3/1X0





以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:13:44.64 ID:WQVl3/1X0
「はっ!?」

「ふふっ」


以下略



845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:19:28.54 ID:WQVl3/1X0

「なら、一つしかない。―――ハッタリだな」


とがめはそう判断した。これはハッタリだと。否定姫の取引の目的は何か知らないが、これはとがめを混乱させる手の一つだと。
以下略



846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:23:44.55 ID:WQVl3/1X0
否定姫は扇子を開いて、


「さて、取引と行きましょうか」

以下略



847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:25:01.76 ID:WQVl3/1X0
まるで、理屈もへったくれも無く他人の為だけに平和を守る、勧善懲悪を絵に描いたような人間……。絵物語に出てきそうな正義の味方を、否定しているようでも、やや羨まんでいるような、そんな目だった。


「だから人間を『悪』が蔓延る暗部で有名になるのよ。あの男妾の才があるんじゃないのって思いたくなるほど、女にモテまくるし、結標も落ちていて、雌犬の様にめろめろよ。知っている? 御坂美琴も否定はしているけど心の中では上条一色。ウチの犬とは友人関係。それに超能力とは全く別の法則の能力と関わりが強く、またそこでも上条を想う女がちらほらといるの」

以下略



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