過去ログ - 鑢七実「ここは………どこかしら?」布束砥信「学園都市よ」
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842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:07:17.74 ID:WQVl3/1X0
「それで目的は、私が罪悪感を感じて、そのちびっ子の様子を見に来てやった……。と、言ったら?」

「嘘つけ。貴様がそんな丸まった性根をしておらんことは一番この私が知っておる」

「そう。私はそんな人情と仁義に溢れる性格をしていないし、あんたが不満げな顔をして返してくることは、私は知っているわ。―――私の目的は、取引よ。そして、絹旗最愛をここまでぼろ雑巾にしたのは、その取引の為だけ。単純でしょう?」
以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:09:50.69 ID:WQVl3/1X0





以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:13:44.64 ID:WQVl3/1X0
「はっ!?」

「ふふっ」


以下略



845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:19:28.54 ID:WQVl3/1X0

「なら、一つしかない。―――ハッタリだな」


とがめはそう判断した。これはハッタリだと。否定姫の取引の目的は何か知らないが、これはとがめを混乱させる手の一つだと。
以下略



846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:23:44.55 ID:WQVl3/1X0
否定姫は扇子を開いて、


「さて、取引と行きましょうか」

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847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:25:01.76 ID:WQVl3/1X0
まるで、理屈もへったくれも無く他人の為だけに平和を守る、勧善懲悪を絵に描いたような人間……。絵物語に出てきそうな正義の味方を、否定しているようでも、やや羨まんでいるような、そんな目だった。


「だから人間を『悪』が蔓延る暗部で有名になるのよ。あの男妾の才があるんじゃないのって思いたくなるほど、女にモテまくるし、結標も落ちていて、雌犬の様にめろめろよ。知っている? 御坂美琴も否定はしているけど心の中では上条一色。ウチの犬とは友人関係。それに超能力とは全く別の法則の能力と関わりが強く、またそこでも上条を想う女がちらほらといるの」

以下略



848:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:25:57.96 ID:WQVl3/1X0

と、否定姫は掴まれたまま冷たく見返す。


「人間の関係ってのはね、直接的間接的関係なく、相手の存在を知ったその時から、魂の糸が絡み合うように繋がってしまうものなのよ。間接的ならほんの微かだけど、直接的なら複雑に絡み合う…―――あんたと七花くんと、そこの餓鬼三人はね、もう関係ないとかそう言う問題をとっくに通り越してるのよ。それは世界も同じ。四季崎の阿呆がこの世界に大量の癌細胞を植え付けたその時から、この世界の未来は壊れている。もう遅いのよ」
以下略



849:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:27:50.21 ID:WQVl3/1X0
拳銃を素早く取る。

後ろの壁で磔になり、一言もしゃべる事が出来ないフレンダが落としていったチャンスを、ここで使う。

こういうのはしない主義だが、この場合は致し方あるまい。
以下略



850:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:29:30.40 ID:WQVl3/1X0



「ぶはぁっ!」

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851:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 19:31:12.26 ID:WQVl3/1X0

「へ?」


目から紅いの涙が、鼻から紅い鼻水が、口から紅い水が、耳から紅い体液が、面白い様に流れる。
以下略



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