過去ログ - 中二病SF『ようこそカスミへ!』2号機
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152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 13:28:50.55 ID:80IDFVLAO
慎重でありながらも、急ぎ足でさらに奥に三人は進んでいく。

目視と索敵では見あたらなかったが、それは入り口の話で、メインコンピュータールームに何か無いとは限らない。

駿河「異常は」
以下略



153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 13:29:40.13 ID:80IDFVLAO
三人が走る先、果て。

そこには巨大なコンピューターが一機、置かれていた。


以下略



154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 13:30:44.22 ID:80IDFVLAO
ケイティ「すごいわ……あなたもできて?」

駿河「まさか!あんなキチガイ沙汰、やれって言ったって出来るもんじゃありません」

ケイティ「そうなの……」
以下略



155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 19:39:16.93 ID:80IDFVLAO
白鷹「キティ!パスコードだ!」


ケイティ「え、ええ!」

以下略



156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 19:51:44.61 ID:80IDFVLAO
ケイティ「………」

駿河「…随分物騒な暗号だな、こりゃ」

白鷹「マザーグースか。ちょっと違うけど」
以下略



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:48:30.17 ID:CMk6bS0AO

――その途端、辺りに赤い画面が広がった。



以下略



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:48:56.06 ID:CMk6bS0AO
白鷹「お前だって、技術屋だろ!だったらなんか思いつかないのかよ!」

駿河「つかないよ!」

白鷹「ならだまってろ!あとちょっとでなんか、なんか出てきそうなんだよ!」
以下略



159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:49:42.50 ID:CMk6bS0AO
白鷹「いや、今ふと思い出したんだけどさ、この世には『有形生命』と『無形生命』に分かれてて、幽霊だとか神様だとか、そう言う訳わかんないのは無形生命に当たるってやつ。それを証明されちゃうと宗教的にも科学的にもまずいから、大々的に証明はされてないんだけど」

駿河「似非理論だって、結論ついたんだろ。それが、何の役にたつってんだい!」

白鷹「よく聞けよ。無形生命の概念だ。文字通り『目に見えない生物』で、形をもたないのに、どうして生物として成立しうるんだって疑問があるけど、『情報』の形で存在してるんだってわけ。近年われわれが目視できたってだけで太古からある」
以下略



160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:50:16.72 ID:CMk6bS0AO
ケイティ「ええ…まあなんとなく」

ケイティ「まさか…それを信じるとすれば……」

白鷹「だってさ、色々知れるんだぜ、私たちより。なら嫌になっちゃうだろう。 こんなのって」
以下略



161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:50:43.15 ID:CMk6bS0AO
ケイティは懐から小さなメモリを取り出し、ケーブルを引き出した。


ケイティ「……ありがとう、あなたも私を好きでいてくれたのね」

以下略



162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:51:09.44 ID:CMk6bS0AO
駿河「……マジかよ」

頭を抱える駿河を尻目に、白鷹はそっとケイティの肩を抱いた。

ケイティ「あなた方になんてお礼を申し上げたら……」
以下略



163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:51:36.07 ID:CMk6bS0AO
白鷹「それよりさ、そのデータの中身、なんなんだ?」

ケイティ「ええ…閲覧しているのですが、如何せん膨大な量と、書いてある事がいまいち……」

白鷹「見せて貰っていいか?」
以下略



164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:52:06.26 ID:CMk6bS0AO
駿河「一発で出てくれよ……」


――――

以下略



165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:52:36.13 ID:CMk6bS0AO
駿河『こっちは止めましたよ。しかもお土産付きです』

霧島「お疲れ様。で、お土産ってなに?」

駿河『白鷹が今やってます。』
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166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:53:08.80 ID:CMk6bS0AO
白鷹『ボルツマン定数』

白鷹『絶対温度』

白鷹『トルマン・オッペンハイマー・ヴォルコフ限界』
以下略



167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:53:35.64 ID:CMk6bS0AO
白鷹『せいかい』

秋津洲「ぶっ!」

駿河『まさか、ブラックホール爆弾でも作ろうってんじゃあ……、まさか!』
以下略



168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:54:02.61 ID:CMk6bS0AO
秋津洲「そしたら、あんなに必死に止める?」

霧島「何かの拍子に情報が漏れるかも知れないし……」

秋津洲「でも、そういう考えで言っても、メインが止められて情報は漏れた可能性はあちらは考慮してる」
以下略



169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:54:48.08 ID:CMk6bS0AO
ケイティ「………」


話をすべて聞き終えたケイティは走り出した。

以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:55:15.71 ID:CMk6bS0AO
敷島「どうするつもりです!」

ケイティ『まだブラックホールが小さいのなら、これを爆発させればなんとかなるわ!』

白鷹『なんとかならないよ!んなもん、雀の涙にもなりゃしないよ!』
以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/21(水) 04:55:50.04 ID:CMk6bS0AO
白鷹『………頭おかしいんじゃねーのか』

白鷹『おい、呼び出せよ!』

駿河『コールガール呼ぶんじゃないんだからさ!』
以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/21(水) 04:56:21.40 ID:CMk6bS0AO
とりまここまで
ありがとうございました


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