過去ログ - インデックス「当方に迎撃の用意あり」
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241:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:07:37.06 ID:3keTbGPj0

「彼女を失ったら、僕は生きてはいられないんだろうな、と思ってた。そのぐらい、大事な人だった」


遠かった。
以下略



242:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:08:06.01 ID:3keTbGPj0

男――いや、そういえば彼は十五歳なのだった、ならば少年――の長い睫毛の内側で、そっと目が伏せられる。
昔話が、本当に好きではないらしい。


以下略



243:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:08:50.97 ID:3keTbGPj0

「苦しいよ」


口をついたのは、誰の心の内容物を言い当てたものだったのか。
以下略



244:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:10:05.77 ID:3keTbGPj0

痛い。
静かな一声が、どんな刃物よりも鋭利に胸を切り裂いて、消えた。


以下略



245:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:11:03.62 ID:3keTbGPj0

有無を言わさぬ口調が外見に似合わず真摯なもので、面喰って頷いてしまう。
こう見えても馬鹿がつくほど真面目な少年なのだ、とインデックスにもだいぶ理解が及んできた。
今よりももっと幼い時分から仕事一辺倒で生きてきたであろう、彼の生の在り様。
その片鱗を垣間見た気がした。
以下略



246:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:12:28.36 ID:3keTbGPj0

頭部から激突してステイルを悶えさせたのは、頭のてっぺんからつま先まで全身桃色で固めた学園都市の生ける神秘こと、合法ロリ教師月詠小萌。
耳元で囁いてインデックスを震え上がらせたのは、時代錯誤の巫女装束に艶やかな黒い長髪が冴える、ステルス巫女こと姫神秋沙。
両名ともに、インデックスが日頃から友誼を結んでいる親しい友人だった。

以下略



247:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:13:43.37 ID:3keTbGPj0

「水臭いですねー、学園都市勤務になったなら一言ぐらい挨拶をくれてもいいじゃないですかー」

「私も。初耳だった」

以下略



248:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:15:05.99 ID:3keTbGPj0

小萌に呼びかけられて、自然と姫神と目が合った。
日頃表情の変化に乏しい姫神がその瞬間、何かを察したようにふっ、と頬を緩めた。


以下略



249:>>1 ◆eu7WYD9S2g[saga]
2012/05/12(土) 23:18:21.92 ID:3keTbGPj0

誰だよステイルを捨て犬とか言った奴
ちゃんとしたフラグもあるじゃないか(憤怒)


以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/13(日) 11:41:22.56 ID:/bkYoRzDO

思わず俺も笑ってしまう光景だ


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