過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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324:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:52:29.85 ID:6Wpsnxgd0
駈はしばらくニヤニヤしながら絆を見ていたが、
やがてコーヒーを飲みきると、
カップをクシャリと潰してダストシュートに投げ入れた。

「そうそう、君に伝えなければいけないことがある」
以下略



325:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:54:05.40 ID:6Wpsnxgd0
駈はしばらくニヤニヤしながら絆を見ていたが、
やがてコーヒーを飲みきると、
カップをクシャリと潰してダストシュートに投げ入れた。

「そうそう、君に伝えなければいけないことがある」
以下略



326:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:54:46.40 ID:6Wpsnxgd0
更にスペックアップされた機体が、
既にロールアウトされたというのか。

唾を飲み込んだ絆を見て、
駈は抑揚のない声音で言った。
以下略



327:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:55:25.62 ID:6Wpsnxgd0
「今度の兵器は凄いぞ。人型AADでありながら、
フライトシステムを組み込んである。
空を飛ぶ機械人形だ。
君の操縦技能も、どこまで通用するか見物だな」

以下略



328:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:55:55.39 ID:6Wpsnxgd0
「…………」

絆は、手を離してよろめいた。

慌てて周りの女性職員が、彼のことを支える。
以下略



329:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:56:44.72 ID:6Wpsnxgd0


結論から言うと、駈と話した時から
五日間、圭は一睡もしていない。

以下略



330:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:57:26.71 ID:6Wpsnxgd0
彼女の疲労は、当然のことだった。

睡眠は動物が体と精神を休めるのに必要なことだ。

いわば『必須』の昨日だといえる。
以下略



331:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:58:06.13 ID:6Wpsnxgd0
「そ、そうですか……じゃあ、ご飯にしますか?
 圭ちゃんの好きなものを作ります!」
 
霧がそう言って立ち上がる。

以下略



332:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:58:34.20 ID:6Wpsnxgd0
「…………」

雪が戸惑ったように圭の方を向く。

当の圭は、興味がないのか左手で
以下略



333:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:59:07.05 ID:6Wpsnxgd0
ボサボサの髪の毛で、渚はキッチンに入っていった霧に

「私も手伝うわ、霧ちゃん」

と言って後を追っていった。
以下略



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