過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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356:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:51:47.99 ID:QhpzOyn50
「こちら側が有する戦力は、
トレーナー五十二人に、バーリェ六十五体。
トップファイブ以上のAADを戦力と
カウントするとして、砲台型AADが二十一機。
戦闘機型が十八機。七百番台人型が五機。
以下略



357:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:52:33.59 ID:QhpzOyn50
ブースターの大きさが、体の大きさとほぼ同じだ。

――動くのか、これは。

絆は初っ端それを見て、そう思った。
以下略



358:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:53:22.03 ID:QhpzOyn50
戦術級二等。

小型の水爆一つとほぼ威力は変わらない
被害規模を算出できる数値だ。

以下略



359:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:54:06.38 ID:QhpzOyn50
何とか、なるわけがないだろう。

口を開きかけた絆の目に、
しかしそこで背筋を伸ばして
手を挙げた椿の姿が目に入った。
以下略



360:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:55:02.79 ID:QhpzOyn50
「絆特務官のバーリェは、不安定です。
安定した性能を発揮できるとは思えません。
動作にも若干の不安が残ります。
私の育てた新型のバーリェは、現在で三体います。
少なくとも、起動するかしないかに賭けるよりは、
以下略



361:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:55:39.36 ID:QhpzOyn50
駈は彼女を一瞥してから、資料を脇の女性職員に渡した。

「話は以上だ。各員大至急配置についてくれ。武運を祈る」

呆然と立ち尽くす椿を他所に、
以下略



362:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:56:41.40 ID:QhpzOyn50
「絆特務官、大丈夫ですか……?」

渚に心配そうに問いかけられ、
絆は頷いて松葉杖を握り締めた。

以下略



363:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:57:11.04 ID:QhpzOyn50
「元老院からの指令です。それに……
ブラックホール粒子が充満していると、
本部からの通信が途絶されてしまうこともありますし……」

言いにくそうに、渚は一つ付け加えた。
以下略



364:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:58:01.26 ID:QhpzOyn50


渚に支えられながら、大恒王のコクピットに
乗り込んだ絆は、その広さに驚愕していた。

以下略



365:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:58:44.77 ID:QhpzOyn50
「急なことになったが、緊急事態だ。
メインエネルギー抽出回路を圭に接続。
武装、管制の制御は雪、主操縦は霧が担当しろ。
落ち着いてやれば出来る。
何があってもパニクるな。俺が後ろにいる」
以下略



366:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:59:24.15 ID:QhpzOyn50
「何……?」

思わず絆はそう呟いていた。

メインは圭だが、雪と霧からも
以下略



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