過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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466:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/04/08(日) 21:40:35.23 ID:muWulyo5o
乙乙!


467:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:05:46.70 ID:KsGx2YfE0
こんばんは。

大恒王の強さは図抜けたものがありますが、
それを世間は許すわけがなく……。

以下略



468:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:10:55.95 ID:KsGx2YfE0
「嘘だ……! こんなの……こんなの、
俺達が出来るわけがないだろう!」

絆は点滴台を蹴立ててベッドから飛び降りると、
ギプスが嵌められた足を引きずりながら
以下略



469:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:11:59.37 ID:KsGx2YfE0
「意味が……分からないが?」

「そのままの意味だよ。
君も単語くらいは知っているだろう、
『ヒーロー』だ。希望の星であらねばならない。
以下略



470:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:12:35.84 ID:KsGx2YfE0
「ヒーロー……どういう意味だ……?」

駈の言葉に答えずに、絆はベッドに
無理矢理に寝かされながら大声を上げた。

以下略



471:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:13:18.19 ID:KsGx2YfE0
「だが結果的にそれは『できなかった』と言える。
今回の起動も、ギリギリのラインでの奇跡的な成功だ。
大衆はその奇跡を求めてもいるが、
同時に求めているのは『身の安全』、
それ一つだ。自分達の身の安全を脅かすものは、
以下略



472:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:14:14.69 ID:KsGx2YfE0
「やりすぎたのだよ。それこそが新世界連合の
狙いだったのかもしれんがね。
強い力にはより強い力で対抗しなければならなかったのだが、
君達はいささかやりすぎた。
私は、君こそがそのストッパーになってくれると
以下略



473:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:14:47.95 ID:KsGx2YfE0
一瞬押し黙って、駈は口を開いた。

「本部のトレーナーや職員達の大半は、
避難していたため無事だ……渚管制官も無論だ。
現在別の病室で治療を受けている。
以下略



474:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:15:32.25 ID:KsGx2YfE0
絆は、唾を飲み込むことも出来ずに
ただ呆然と口を開いた。

その体が小さくわななく。

以下略



475:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:16:07.84 ID:KsGx2YfE0
「何をしている?」

駈に聞かれ、絆は叫ぶように言った。

「圭を助けに行く! 
以下略



476:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:16:42.14 ID:KsGx2YfE0
「え……」

絆はわななく手で、目の前の資料を手に取った。

「解剖…………結果…………?」
以下略



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