過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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487
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga]
2012/05/21(月) 20:59:28.82 ID:OsqIjkDy0
wktkしてもらっちゃいましたし、今日も頑張って行きましょうか。
488
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:00:37.97 ID:OsqIjkDy0
以下略
489
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:01:07.63 ID:OsqIjkDy0
「これで全ての準備は完了。……長かったな」
赤いリボンで髪を結んだ、黒髪の少女が静かに、そして感慨深げに口を開いた。
その言葉を受け止めたのは、同じく黒髪を左右にみつあみに縛った少女。
その二人は同じ顔をして、同じ声をして。
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490
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:01:41.86 ID:OsqIjkDy0
それはバイド戦役終結直後、グランドフィナーレと共にほむらとスゥの二人が地球に帰還した後の出来事である。
ほむらは、完全に機能を停止したグランドフィナーレを、TEAM R-TYPEへと提供したのだった。
バイドを討つという意志の結晶たるラストダンサー。R戦闘機そのものの系譜たるカーテンコール。
この二つが融合し、そして生まれたグランドフィナーレはまさしく真の意味で究極のR戦闘機であった。
そしてその存在は、間違いなくTEAM R-TYPEにとっては非常に興味深いものであると同時に
以下略
491
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:02:14.40 ID:OsqIjkDy0
「これでいよいよ、まどかを迎えにいけるんだ」
スゥはその目を爛々と輝かせてグランドフィナーレを見つめた。
それがどれだけ過酷で長い旅になるかは誰にも分からない。それでも、スゥは迷わない。
まどかに会いたいと、もう一度言葉を、想いを交わしたいと、生身の身体で触れ合いたいと。
以下略
492
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:02:47.74 ID:OsqIjkDy0
かつて、二人の間には大きな隔たりがあった。
ほむらは自らの出自を知らず、スゥとてそれを知っているからこそ知らぬほむらを恨むことしかできず。
それでも、ほむらは本当の自分を知った。スゥは一度全てを失い、それでもまどかと出会うことで
新たな自分を確立することができた。
そして今や、二人の距離はずっと狭まっていた。
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493
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:03:17.94 ID:OsqIjkDy0
「貴女の旅路に、幸多からんことを」
「貴女と貴女の仲間たちに、どうか幸運を」
静かに言葉を交わし、掲げたその手を打ち合わせた。
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494
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:04:07.53 ID:OsqIjkDy0
そしてほむらは木星を抜け、ゲイルロズへと至る。
いかに地球連合軍が木星圏以降への人の動きを見張っていたとしても、相手はたった一機の
それも最高の性能を持ったR戦闘機である。そして、それを駆るのも最高の魔法少女である。
その動きを捉えられるはずもなく、ほむらは悠々とゲイルロズへと辿り着くのだった。
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495
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:04:39.96 ID:OsqIjkDy0
「……ほむら」
「ただいま、さやか、杏子」
「ほむらっ!ほむら……本当に、ほむらだっ!
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496
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:05:06.97 ID:OsqIjkDy0
その後、ほむらはさやかと杏子の紹介で晴れて魔法少女隊の仲間入りを果たす。
煩雑な事務手続きも終わり、ようやく落ち着いて話すことができるようになった。
そこでほむらは、彼女が見た全てを話すのだった。
彼女の魂を蘇らせた奇跡のことを、そしてバイドとの激しい戦いのことを。
その果てに得た勝利と、もう一度起こった奇跡。そして今尚宇宙の彼方にいるであろう、まどかのことを。
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497
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/21(月) 21:05:34.98 ID:OsqIjkDy0
「そういえば……マミはどうしたのかしら。ここには来ていないの?」
話はどうにも尽きぬ中、ほむらが不意に問いかけた。
時間は随分と過ぎていたが、マミの姿は尚も見えなかった。
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