過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/05/14(月) 21:24:31.55 ID:FCEbJPeuo
屋敷の正面の扉には鍵が掛かっていなかった。
不用心、と思い浮かべて取り消す。単に防犯の必要性がないということだろう。
こんな辺鄙なところまでわざわざ物取りにやってくる輩は、ゼロではないにしろ極めて珍しいはずだった。
また、悪魔憑きである以上、乱闘になったとして人間に後れをとることもないという判断なのだろうとも想像できた。
以下略
184
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 21:25:24.76 ID:FCEbJPeuo
サラは一旦男を無視して視線を周囲に振った。
その空間は広い。中二階から左右に蛇行して伸びる階段と、正面には奥へ続く通路の入口が開いていた。
心もちがらんとしている。生活のにおいがしない。
申し訳程度に二体の西洋鎧が剣を携えて、彼女のそばに立っていた。
以下略
185
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 21:26:33.14 ID:FCEbJPeuo
「話は終わりか?」
「……」
サラが黙っていると、男は気にせず続けた。
「なら、こっちの話も聞いてもらおうか」
以下略
186
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 21:27:41.73 ID:FCEbJPeuo
床に転がった。剣を抱えたままだったので腕に小さな傷がいくつか開いた。
「なかなか元気がいいな。うれしいぞ」
ミスターの声が遠くに聞こえた。
「死にたくねえだろ? 俺はこのままだとテメエを殺すが、それが嫌なら俺に仕えると誓え」
以下略
187
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 21:28:23.73 ID:FCEbJPeuo
しばしの沈黙があった。
「……これは、どういうことだ?」
さすがは強力な悪魔憑きといったところか。下半分を失った身体でも喋ることはできるようだった。
ただ、それでも出血は多い。
以下略
188
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 21:29:16.04 ID:FCEbJPeuo
ミスターは急に力を得たように哄笑の声を上げた。
ひとしきり笑い、涙まで浮かべ、それから嘲るように言い放つ。
「笑わせんじゃねえ。取り戻してどうする。一度はテメエが身勝手にも捧げたガキだろうがよ!」
サラが口を噤んだ。
以下略
189
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 21:29:50.01 ID:FCEbJPeuo
以上、今日もお借りしました
ありがとでした
190
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/05/14(月) 22:50:20.98 ID:OpaskbWw0
乙でした
悪魔に引き渡した魂はどうなるんだろうなあ
まあその悪魔次第か
それでは自分も投下したいと思います
191
:
仮面ニャルライダーホテップ第三話
[saga]
2012/05/14(月) 22:52:53.91 ID:OpaskbWw0
「それでねえ、早希ちゃんが怒られちゃったの」
「ははは、それは運が悪かったな」
水族館。
以下略
192
:
仮面ニャルライダーホテップ第三話
[saga]
2012/05/14(月) 22:53:24.42 ID:OpaskbWw0
「キャア!」
ガラスが割れる音が連続する。
一体、二体、三体、見たこともない魚が愛奈を狙って襲いかかる。
一匹目は正拳突きで頭部を打撃、脳震盪を誘発しながら遠くへ飛ばす。
以下略
193
:
仮面ニャルライダーホテップ第三話
[saga]
2012/05/14(月) 22:54:53.05 ID:OpaskbWw0
「お前ら、やっちまいな!」
背後からは先ほどの半魚人。
完全に囲まれた。
修学旅行、家族旅行、日曜夜八時半。
以下略
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